46度の坂を駆け上がれ

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最後の東京ダービーの予想

各競馬コミュニティにそれぞれのダービーがあり、そこに属するホースマンは自分たちが属するところのダービーを勝ちたいと願う。エプソムのThe Derbyであったり、アメリカのケンタッキーダービーであったり、JRA日本ダービーであったり。
地方競馬にもダービーがあり、南関東では東京ダービーが憧れのレースとなる。
東京ダービーとは、南関東競馬に携わるものとしては、憧れのレースであり、一番勝ちたいレースなのだ。そして、南関東競馬にとって、何より大切なレースなのだ。
そんな東京ダービーが、来年から南関東クラシックがなくなり、JRA交流競走となってしまう。なので、実質今年が最後の東京ダービー
南関東競馬ファンとしては、とても寂しい。

なぜ、南関東クラシックを壊してまで統一ダートクラシック3冠をつくらなければいけないのか。
意義は理解できるも、納得できない。
モヤモヤした思いを抱えるうえに、悲願の東京ダービー制覇に執念を燃やす的場文男騎手が乗らない。
それもあってか、今一つテンションが上がらなかった。
それでも自分にとって大切なレースである東京ダービー
しっかりと見届けたい。

 

さて、予想に関しては、昼頃にツイートしたものが基本。

(こちらのTweetはリプ欄に続きがあるので、是非最後まで見てもらいたい。言いたいのは、ミックといえば一ノ瀬美空さんか金村美玖さん。ふたりとも三冠馬レベルのお強さだということ。)

ミックファイアの羽田盃はレースレコードなのだから、そりゃラップは優秀でしょうと言われそうではあるが。
少し補足すると、ハイペースというわけではないが、道中13秒台が一度もないという淀みのないペースだったのが今年の羽田盃
それを2番手で追走し、残り2F11秒9-12秒4でまとめたのがミックファイアだった。
そもそも13秒台が一度もないペースで直線に入って11秒9の脚を使ったのも凄いし、ラスト1F12秒4と12秒台前半で走りきったのが驚異的。
ツイート上で比較したハッピースプリントにしろ、クラーベセクレタにしろ、13秒台の個所があったわけで、それが一切なかったのが何より凄いところである。
ごく単純に考えて、このラップで走れるなら2000mへの距離延長も問題なし。
状態面等通常の走りができるのなら、まず負けないとは思う。

Twitterでは書けなかったので、他の馬についても。

相手筆頭ヒーローコールについては、実はあまり「強い」と思ったことはない。
確かに、全日本2歳優駿は粘った方だし、伏龍Sは一番強い競馬をしたともいえる。
ただ、勝っていないこと、いや、勝った雲取賞含めて、物足りなさもあった。
それが、一度も万全な出来で走っていないからなら、納得はできる。
目標はあくまでも東京ダービー
鞍上森泰斗騎手も、前日に体調を整えるために騎乗キャンセルしてまで臨む。
羽田盃でつけられた差は決して小さくはない。
それでも、真のヒーローコールの力を出せば、逆転できるのかもしれない。

本来東京ダービー向きと考えられるのがサベージ。長く渋く脚を使う馬であるから。
そういった馬が勝つのは、東京ダービーが過酷なレースである証拠でもある。
後は上記2頭との力量差のみ。

基本は羽田盃の1~3着馬の争いになりそうも、意外と堅い決着にならないのが東京ダービー
穴で狙うならルクバーか。
唯一の大敗は京浜盃のみ。その京浜盃は初の右回りで1コーナーの曲がりがスムーズにいかず、リズムに乗れなかった。
前走東京湾カップも、展開恵まれたとの声もあるが、外伸び馬場で同馬は道中内にいたので、勝ち馬とは通った馬場の差ともいえる。
なにより、淀みのない展開になり、母の父ブライアンズタイムのミックファイアが勝つと考えるのなら、Robertoを持った馬を狙うのが妙味。
今の大井なら、内で溜めても有効。

 

そんなところで。
最後の東京ダービー。いいレースでありますように。
そして、全馬無事完走を。