46度の坂を駆け上がれ

乃木坂競馬部非公認公式ブログ 乃木坂46や競馬のことなどを緩く語るブログ 4ハロンの坂を46秒で駆け上がれ

乃木坂競馬部POG2020-2021指名馬紹介

JRA新馬戦が始まりましたね。

関西、関東共に波乱含みのスタート。特に、府中で行われた新馬戦は、断然人気のブエナビスタの仔、ブエナベントゥーラが最後ウインアグライアに差されて敗戦。POGの展開としては面白くなりそうです。

JRA新馬戦が始まるとともに、乃木坂競馬部POGも新シーズンがスタート。早いもので今年で4年目。今回は50人と、過去最大の人数が集まりました。ここまで盛況になったのも、皆様のおかげです。

ここでは、そんな乃木坂競馬部POGの部長が指名した馬でも発表しようと思います。

 

【牡馬1位】

レガトゥス

父:モーリス

母:アドマイヤセプター

母の父:キングカメハメハ

生産者:ノーザンファーム

馬主:サンデーレーシング

厩舎:木村哲也(美浦)

的場文男騎手が選ぶ牡馬牝馬ベスト3」

POG情報に飢えていた私が、一番早く発売されるPOG本「黄本」を手に入れたとき、その見出しが目に入った。的場文男教信者としては、そこから読まないと。

牡馬1位はシルヴァースカヤの仔。いくら文男の目によく映ったとしても、リスクが高い。

牡馬2位はアディクティドの仔。厩舎を見たら、Tですか…。う~む困った。

牡馬3位が同馬レガトゥスであった。

まずは馬体写真を見て驚いた。大きい。けど、バランスは悪くない。

そして、こう思った。

「昔の名馬の絵みたいな馬体だな。ダーレーアラビアンとか、ゴドルフィンアラビアンとかの」

昔の名馬を描いた絵みたいだからといって、走るとは限らない。ただ、心が躍ったのは事実だ。

血統的にはモーリスとSadler's Wells≒Nureyevが発生するキンカメの相性はいいはず。なのださん自身も「モーリス×母父キンカメはニックス協会」の会員。

大型馬でもノーザンなら早期から動かせるのはサリオスで実証済み。6月の府中デビューで進撃を始める。

 

牝馬1位】

タイガーオーキッド

父:ディープインパクト

母:シーズアタイガー

母の父:Tale of the Cat

生産者:ノーザンファーム

馬主:サンデーレーシング

厩舎:国枝栄(美浦)

トレデマンドを抽選で外し、繰り上げで同馬が1位に。ただ、はじめから1位指名にしてもいいと思っていたくらいの馬。

あくまでも写真でしか見ていないけど、皮膚感とか馬体はいかにも走りそうなディープ牝馬。サイズも悪くない。

血統的にはディープに母方がStorm CatFappiano、In Realityと相性のいい配合。

POG人気がないのは蹄骨骨折をしたからであろうが、思えば昨年レシステンシアも骨折をしていてPOGでは人気薄だった。それがあの活躍ぶり。同馬にとっても挽回可能といえる。

すでに坂路入りに戻っているとのことで、デビューが極端に遅くなることはなさそう。

牝馬三冠トレーナー国枝師の下で牝馬三冠を狙う。

 

【牡馬2位】

サンデールーカス

父:ロードカナロア

母:エンジェルフォール

母の父:ジャングルポケット

生産者:ノーザンファーム

馬主:杉野公彦

厩舎:清水久詞(栗東)

グッドルッキングホース。その言葉は同馬のためにあると言っていい。

血統的裏付けも見事。とくに、名繁殖牝馬Sex Appealの仔トライマイベストとEl Gran Senorrは緩くなりがちなロードカナロア産駒にしっかりとしたパワーを伝える。あのアーモンドアイもSex Appealの血を持っていることからも、有効なのは明らか。

加えてNureyevのクロスのおまけ付き。

母と似ず健康ということで、厩舎のハードトレーニングに耐えればおのずと結果は出るはず。

 

牝馬2位】

パラッツォレジー

父:ディープインパクト

母:パレスルーラー

母の父:Royal Anthem

生産者:ノーザンファーム

馬主:シルクレーシング

厩舎:斉藤崇史(栗東)

ディープ×アメリカ血統で選んだのが同馬。

兄にベルモントS勝ち馬のPalace Maliceがいるうえ、日本で走っている仔も皆2勝あげている。

父がディープに変わってスラっと出たが、どうやらここ数か月でかなりの成長を見せている模様。

勢いに乗る若手厩舎でもあり、さらなる成長を期待。

 

【重複あり、制限あり6枠】

・ロックユー

父:ディープインパクト

母:シャンロッサ

母の父:Galileo

生産者:三嶋牧場

馬主:石川達絵

厩舎:中内田充(栗東)

三嶋牧場のディープ産駒は走るぞ、ということで選んだのが同馬。

まずは馬体が格好いい。

Galileoの血というと日本では重いように思われるが、代を経れば能力の高さを伝えることも可能(Frankel産駒がいい例)。ディープ×母父Galileoも同馬の姉カンタービレヴァンキッシュランを輩出するなど、悪くない相性。

えっ、兄のサターンはどうしたかって?道営で頑張っています()

ただ、兄とは違ってこちらは中内田厩舎。早い時期にデビューできるなら安心。

生まれた3月25日は父ディープインパクトの誕生日でもある。そんな血統的ロマンスも物語には重要。

 

・アスカノミライ

父:リオンディーズ

母:ロトクルーザー

母の父:クロフネ

生産者:広富牧場

馬主:豊田智郎

厩舎:川村禎彦(栗東)

祖母はエーデルワイス賞を勝った佐賀の名牝エスワンスペクター。さらにたどると伝説の最強馬キャニオンロマンの母ミスファピーがいるというなのださんが好きな牝系。

豊田オーナーと川村師のコンビはアスカノロマンなど好相性。実は川村厩舎はPOG期間に1000万円ほど稼ぐ馬を毎年出している隠れたありがたい厩舎。

すでに入厩しており、一本悪くない時計も出している。

血統的には芝・ダートともに大丈夫。丈夫に走ってくれればそれだけでそこそこ稼いでくれそうな予感も。

 

・Flagstaffの2018

父:Medaglia d'Oro

母:Flagstaff

母の父:Dansili

今年はMedaglia d'Oro産駒が熱い。と勝手に思っています。山口功一郎さんが所有しているのもキャピタルシステムが所有しているのも評判がいいですし。

ということで、同馬。今年のOBSマーチセールで吉田勝己さんが落札。

映像を見る感じでは大物感たっぷりの走り。

ダートのオープン、それどころか海外遠征の夢も見たい。

 

・アンシャンテ

父:エピファネイア

母:ハートフルデイズ

母の父:キングカメハメハ

生産者:ノーザンファーム

馬主:近藤英子

厩舎:寺島良(栗東)

もはや説明不要のエピ×キンカメニックス配合。現状では牝馬の方が好相性なので、同馬を選択。

バレークイーンの牝系という良血でもあり、久しぶりにこの牝系からの名馬誕生を見たいところ。

 

・フミチャン

父:クロフネ

母:フェアリーダンス

母の父:アグネスタキオン

生産者:レイクヴィラファーム

馬主:林文彦

厩舎:鹿戸雄一(美浦)

名牝系フェアリードール一門。きょうだいがフェアリーポルカやココロノトウダイとPOG期間に活躍しているのがいるのも大きい。

セレクトセール時ではかわいいだけでなく、歩様からもいい印象を受けた。

そのまま成長していれば、牝馬クラシックをにぎわせてくれそうだ。

 

・スマイルキューティ

父:エスポワールシチー

母:ハレイワクィーン

母の父:キングカメハメハ

生産者:カタオカファーム

馬主:北海道物産研究所

厩舎:川島洋人(門別)

今年の地方牝馬戦線で稼ごう枠。

種牡馬で選ぶなら、サウスヴィグラスパイロエスポワールシチーというのが統計的に出ているところ。その中で、道営の能検で気に入ったのが同馬でした。

6月3日にフレッシュチャレンジ出走。余裕残しの馬体で2着と悪くない感じ。

走り方等からは広い舞台ならさらにやれそうな感じも受けるので、目標は東京プリンセス賞制覇。

 

こんな感じです。

この10頭で乃木坂競馬部POG優勝を目指します!!