46度の坂を駆け上がれ

乃木坂競馬部非公認公式ブログ 乃木坂46や競馬のことなどを緩く語るブログ 4ハロンの坂を46秒で駆け上がれ

8月28日(土)に出走する乃木坂競馬部POG指名馬の紹介

乃木坂の全国ツアー福岡があった先週末。
土曜は乃木坂10周年、日曜は大園桃子卒業セレモニーと、重要なライブでもありました。
そして、それにふさわしい素敵なものでもありました。

国営競馬では、九州産と白毛馬が重賞を勝つという歴史的な日曜に。特にヨカヨカの勝利は九州の生産者に希望を持たせたことでしょう。

サマーセールも無事盛況に終わった競馬界。
それでは28日に国営競馬で出走する乃木坂競馬部POG指名馬を紹介しましょう。

新潟1R 2歳未勝利 芝1600m(10:05発走)

このレースには②ラズベリームースが出走する。
前走は致命的な出遅れ。道中もルメールが無理をさせず、直線だけで5着という内容。
最終追い切りではちょっと仕掛けただけで美浦Wラスト1F11秒2という好時計をマーク。
たまたま新潟で乗るルメールを確保したのも大きい。
スタートを並程度に出れば確勝級。

 

小倉2R 2歳未勝利 芝2000m(10:25発走)

このレースには③パーソナルハイ、⑥テーオークレール、⑦キラーアビリティが出走する。

正直新馬戦は見どころが少ない5着だったパーソナルハイ。
ただ、中間も順調で、レースぶりから距離延長は歓迎の口。
一度使われ、改めて。

テーオークレールは前走乗りこんでこそいたが、本調子ではなかったか。
中間休ませ、最終追い切りは長めをびっしりと。
血統的に距離延長は大丈夫なはずで、反撃したい。

戦前は「レベル高い」「伝説の新馬戦になるのでは」などといわれたキラーアビリティの新馬戦。しかし、ゲート入り前のテーオーコンドルとローマンネイチャーのアクシデントにより、別の意味で伝説の新馬戦となりつつある。そのうえ、2着以下で勝ち上がりがなく、レースレベルに疑問符までついてしまう始末。
その新馬戦で有力馬の一角であったキラーアビリティだったが、見せ場もなく5着。
とはいえ、道中あまり集中していないようにも見えた。
中間の追い切りは、時計もさることながら、動き自体が良くなった印象。
将来のことを考えると、負けられない一戦。

 

小倉5R メイクデビュー小倉 芝1800m(12:05発走)

このレースには⑧ペアブロッサム、⑬ディリジェンスが出走する。

ペアブロッサムはラニ産駒であるが、芝でのデビュー。まあ、ラニ自体が芝でも走っていた馬ではあるし、兄にきさらぎ賞馬コルテジアがいる血統であることを考えると、この時期に芝を使うことは悪くないと思える。
豊富に乗りこみ、初戦から動ける。

ディリジェンスは兄に重賞でも好走したロールオブサンダーがいる血統。つまり、名牝ナギサの曾孫、名門ビューチフルドリーマー系の出ということ。今週末は岩手競馬ビューチフルドリーマーカップが行われるだけに、この血統には頑張ってもらいたい。
追い切りは遅れているが、本数を重ねるごとに素軽さが出てきた。時計も水準級。
乗り味がよく、実戦での変わり身も見込める。
ナギサの曾孫だけに、メイクデビューでディリジェンス(勤勉)に出走してくれるだろう。

 

新潟5R メイクデビュー新潟 芝1800m(12:25発走)

このレースには⑩サトノヘリオス、⑭キングズパレスが出走する。

お馴染みエアデジャヴー一族の出であるサトノヘリオスサンデーサイレンスの4×2はあまりないパターンで、興味はある。
乗りこみ量は豊富。併せ馬でいつも遅れているのが気にはなるが、時計自体は水準級。
狙っての遠征。

キングズパレスはリバティハイツやランドオブリバティの弟。
こちらもじっくりと乗りこまれている。
ものすごく早い時計を出しているわけではないが、併せ馬で先着しているように、内容はいい。
素質で初戦から。

 

新潟6R メイクデビュー新潟 芝1600m(12:55発走)

このレースには⑧ソネットフレーズ、⑪ストーリアが出走する。

ソネットフレーズはエピファネイア×母父キンカメのニックス配合に、パロクサイド牝系という良血馬。兄ボーデンも素質は重賞級。
同馬は2020年5月にボーンシスト手術を行った影響でキャロットの追加募集に回されたが、動きの良さは評判だった。
健康面に不安はあるものの、思ったより早くデビューできたことを考えると、素質はものすごいのではとも思わせる。
中間は軽めの追い切りも、時計を見れば十分すぎる内容。
素質で圧倒する。

ソネットフレーズがダイナカールエアグルーヴアドマイヤグルーヴと続く名牝系の出なら、ストーリアはハッピートレイルズシンコウラブリイ→レディミューズと続く名牝系の出。兄にチャレンジCを勝ったロードマイウェイがいる。
一週前追い切りでミスニューヨーク相手に互角の動きを見せ、CW6F追い切りのラスト1F馬なりで11秒8という好時計をマークした。
最終追い切りは計ったかのような調整。
初戦から狙える態勢。

 

小倉9R ひまわり賞 芝1200m(14:15発走)

九州産馬ヨカヨカが古馬混合の重賞を勝ち盛り上がる九州の馬産地。ひまわり賞は前年ヨカヨカが勝ったレースでもある。今年もヨカヨカのような馬が誕生するか。
このレースには①コウユーキレカ、⑤シュンメキラリが出走する。

コウユーキレカは新馬や追い切りを見ると走る能力自体ありそうなのだが、追うとハミをかまなくなるのが課題。
中間ゲート練習を行い、スタートで好位置をとれるように調整。
自然流の先行で反撃する。

シュンメキラリの新馬は能力の違いを見せるかのようなな圧勝劇だった。
重賞3勝、母としても重賞馬を出したオレンジピールの孫という良血。
ここでも圧倒する。