46度の坂を駆け上がれ

乃木坂競馬部非公認公式ブログ 乃木坂46や競馬のことなどを緩く語るブログ 4ハロンの坂を46秒で駆け上がれ

6月12日(土)に走る乃木坂競馬部POG指名馬の紹介

先週からJRAでは新馬戦が始まりましたね。いわゆるメイクデビューですね。
誰ですか、なのださんがよく行くお店のことですね、というのは。

それはさておき、週末に出走する乃木坂競馬部POG指名馬の紹介ブログです。時間があるときはできる限りアップしたいですね。
では、発走時間順に札幌5Rからいきましょうか。

 

札幌5R メイクデビュー札幌(12:15発走)
このレースには⑥コラリンと⑬ブッシュガーデンが出走する。

コラリンは近親にシャケトラなどがいる良血馬。ダイワメジャーでHaloのクロスなら機動力がありそう。
函館に入れてウッドを利用した後、最終追い切りは芝。馬なりで軽快なスピードを見せた。
小回り短距離はいかにもの感。狙うは北海道の2歳重賞か。

ブッシュガーデンは最終追い切りで古馬を追走して手応え優勢と、なかなかの動きを見せた。
育成は今年の南関東クラシックで大暴れしたエクワインレーシング。獣医学的見地から合理的かつ効率的なトレーニングを施し、結果を出している。乃木坂競馬部的にはアシュリンを育成したところだ。そのエクワインレーシングでの育成中も評価は高かった。
血統的にはEl Pradoハードスパン(Danzig系)と重ねた母方に牝系がシーザリオリオンディーズを付けたというのは面白い。
社台系の良血馬相手にも勝負になる。

 

中京5R メイクデビュー中京(12:25発走)
このレースには③プレミアムスマイル、⑥セリフォス、⑩ベルクレスタが出走する。

プレミアムスマイルはルージュバックやポタジェの妹。
あまり強い追い切りはしていないが、馬なりで軽快な走りを見せている。
まだ緩さはあるが、血統面にも古馬にも先着する調教内容からも、初戦から走れる状態にはある。

セリフォスは、昨年はそれほどでもなかったが、2歳新馬で頼りになる川田騎手×中内田厩舎のコンビ。
最近時計が出るCWで一杯に追われたからとはいえ、6F走ってラスト1F11秒6は優秀。
馬体はいかにもダイワメジャー産駒という感じで、2歳の早い時期から動ける。

ベルクレスタはアドマイヤリードの妹。
最終追い切りは栗東坂路で52秒7(ラスト1F12秒1)と2歳6月では十分合格点の時計を出した。
先週の追い切りも一時期話題となったプルパレイを仕掛けて離すという好内容。
当然有力の一頭。

 

東京5R メイクデビュー東京(12:35発走)
このレースでは①キョウコウトッパ、⑪ハイアムズビーチ、⑮ラズベリームースが出走。

キョウコウトッパはきょうだいにゼンノジャスタやゼンノアンジュがおり、早い時期から動ける血統。
追い切りも早い時計こそ出していないが本数を重ね、入念に乗りこまれている。
名前はキョウコウトッパだが、背中の感触は切れ味がありそうとのこと。馬群を強行突破するか。

ハイアムズビーチは育成時から評価が高かった一頭。
入厩後も好時計を出しており、先週の芝での動きも良かった。
今が旬のシラユキヒメ牝系の白毛馬。一族の勢いに乗って、再び白毛旋風を巻き起こす。

ラズベリームースはミッキーワイルドなどの妹。マリスターⅡ牝系は堅実に走る仔を出す。
母父ファルブラヴ牝馬ということで、テンションをあげすぎないために強くは追っていないが、それでもスピード感あるところを見せている。
鞍上にルメールを配し、必勝の構え。
ちなみに馬主保坂和孝さんは、ブライトフラッグやクローストゥミ―などを所有している的場文男騎手をよく乗せる素敵な馬主。エクリプス日高という会社の社長で、静内のホテル運営や大井川鉄道再建などを手掛けている。ラズベリームースだけでなく、イチゴミルフィーユや猫舌カモミールティーなど美味しそうな名前を付けることでも有名。

 

どのレースも魅力的な馬が結構走りますね。
デビュー戦、無事に走りきってもらいたいものです。