46度の坂を駆け上がれ

乃木坂競馬部非公認公式ブログ 乃木坂46や競馬のことなどを緩く語るブログ 4ハロンの坂を46秒で駆け上がれ

乃木坂競馬部POG雑談①

いつの間にかあまりGW感がしなかったGWも終わり、早くも5月の半ばにさしかかろうとしております。

本来なら新緑鮮やかな5月、薫風に誘われて競馬観戦するには一番いい季節であるのですが、緊急事態宣言が出されて無観客競馬での開催。

ただ、無観客であっても、GW中に行われたかしわ記念は過去最高の売り上げを記録。日常の楽しみが少なくなっている中で、競馬はエンターテイメントを提供しており、受け入れらているのだな、とも感じました。

乃木坂競馬部の活動も、皆様へ良質のエンタメを提供できるものでありたいと思っております。

 

5月。競馬界にとっては最大の目標「東京優駿」の足音が近づいてくるときでもあります。

同時に、翌シーズンのPOG指名馬を本格的に探す時期。

乃木坂競馬部POGも2019-2020シーズンはクライマックスを迎え、水面下では2020-2021シーズンへの準備をしているところです。

今回は、久しぶりに9日(土)に出走するPOG指名馬の紹介も兼ねながら、次シーズンのPOG注目馬についても語ってみようと思います。

 

【京都1R】

バトーデュシエルとダノンボヌールが出走。

バトーデュシエルは前走初ダートで2着。今回ダート続戦で距離短縮がどう出るか。

ダノンボヌールは前々走3着だった1200m戦に戻って前進を期待。

 

【京都2R】

昨年のこの時期、POGの穴馬として取り上げられていたセイウンラストヘイが出走。スクリーンヒーロー×母父Pulpitの難しさも出てしまっている印象。能力はあるのかもしれないので、最後まで気分良く走れれば。

 

【東京3R】

ロードカナロア産駒×金子真人×国枝厩舎。強力な組み合わせを持つライフレッスンズがようやくデビュー。追い切りはそこそこも、中間にはいい時計も出していた。既走馬相手にも勝負にはなりそう。

 

【京都3R】

エピファネイア、母父ディープインパクト、母母ブロードアピールという良血馬ガレットデロワが出走。デビュー戦はいいところがなく大敗も、そこから休養中にどこまで成長したか。

 

【京都4R】

ダノンスマッシュの全弟ロードシャムロックが出走。惜敗続きも、今回相手は近走馬券圏外ばかり。しっかりと結果を出したい。

 

【新潟5R】

ロードクラージュ去勢明けのレース。1年ぶりの実戦も、調教の時計からはいきなり動ける態勢にはありそう。あとは去勢の効果がどう出るか。

 

【京都5R】

シホノレジーナが出走。馬主の村瀬さんは牝馬に「シホノ」の冠名を付けるので、おひさまPOGでは日向坂枠で使用できます。ダートが向いているか微妙なところはあるが、りんどう賞の走りからすれば1勝クラスは卒業できる力があるはず。ゆったり流れる1800mへの延長にも期待。

 

【京都6R】

スワーヴドンが出走。前走を見ると、1800mより短いところの方がいい印象。初勝利をあげたマイルで2勝目といきたい。

 

【京都11R 京都新聞杯

アドマイヤビルゴが無傷の3連勝を飾り、東京優駿へと進むことができるかが注目される一戦。そのアドマイヤビルゴ、新馬は身体も細く、素質でなんとか勝ちましたね、という感じだったが、2戦目でガラリ印象が変わった。馬体重こそ細いままだが、走りはしっかりとしたものになり、逃げ粘るキメラヴェリテを捉えて離しての勝ちっぷり。時計も出やすい馬場とはいえ優秀。ここでも前走のような勝ち方をすれば、本番でも有力となるだろう。

それ以外にもシルヴェリオ、ディープボンド、ファルコニア、マンオブスピリットが出走。

シルヴェリオは「脚元が丈夫なら歴史的名馬になれたかも」な馬を多く出すシルヴァースカヤの仔。幸い同馬は健康面に関してそこまで問題ない。あとは速力だが、調教を見るかぎりではそこまで悪くないとも思える。今回初ブリンカー。何かきっかけをつかめば、ここでも相手になる。

ディープボンドはダンケシェーンの半弟。前走皐月賞はさすがに相手が強かったが、それでも積極的にレースを運んで頑張った。血統的には今の京都が合いそう。経験を活かして。

ファルコニアは先週天皇賞に出走したトーセンカンビーナの全弟。溜めが効くようになり、ディープ産駒らしい切れ味が増した。京都変わりもプラス。

マンオブスピリットは堅実に走るサンデースマイルⅡの仔。前走重馬場で差し切った脚は見事で、キングカメハメハ系統の成長力を見せている。Nureyevのクロスもあり、最後の脚比べなら負けない。

 

【東京11R プリンシパルS

1勝馬が多いが、将来性を考えるとなかなか楽しみなメンバーが揃った気もする。指名馬ではサトノフウジン、スマートクラージュ、ポタジェが出走。

サトノフウジンはムラッ気があるタイプだが、末脚は確か。D.レーンを確保して、東京優駿への最終切符を取る気は十分。

スマートクラージュの新馬戦は、ある意味衝撃的だった。道中はずっと舌を出して走り、直線に入るところで大きく外へよれる。矯正したら今度は内にささり、その後も内へ外へとふらふら走ってまともに追えず。それでもハナ差の2着なのだから、スピード能力は一枚上だった。2戦目は中間調整のために跨っていた藤井勘一郎に騎手が替わり、持ったままの圧勝劇。柔らかく弾むような好馬体。気性面、一気の距離延長と不安要素はあるも、期待も大きい。

ポタジェはルージュバックの半弟。ディープ産駒の金子真人ホールディングス、友道厩舎に入ったということでPOGではかなり人気を集めた。前走黄菊賞も勝ったのではないかと思ったくらいの際どい2着。今年初のレース。POG人気に応えるようなレースを見せたい。

 

出走馬紹介はこのくらいにして、ここからは乃木坂競馬部POG2020-2021シーズンのお話も。

乃木坂競馬部POGで毎年悩むのが乃木坂枠をだれにするか。

ただ、乃木坂も新4期が入り、乃木坂枠はOGもいいのだから、前よりは選びやすくなった。昔なら1位候補にもなっていた「サクラ」の馬も選べる。新4期で言えば「ルナ」という名がついている馬は結構いる。

また、今までは困ったら「ニシノ」の馬を指名すればよかったところ、今回から新しく指名しやすい冠名を持つ馬主が現れた。ABCマートの創業者である三木正浩さんである。牝馬に「エリカ」の冠名を付けるうえに、ノーザンファームとのパイプも持っているという注目株。競合する可能性も高いうえに、馬主初年度から活躍馬を持つのは簡単ではないと思うが、それでも指名する価値はありそう。