46度の坂を駆け上がれ

乃木坂競馬部非公認公式ブログ 乃木坂46や競馬のことなどを緩く語るブログ 4ハロンの坂を46秒で駆け上がれ

乃木坂競馬部POG雑談②

東西で行われた東京優駿への最終切符をめぐるあらそいは、共に前走皐月賞だった馬が制しました。改めて皐月賞がハイレベルだったということが証明されたかたちに。

乃木坂競馬部POGでいうと、京都新聞杯を勝ったディープボンドを指名していたミドリさんが大量にポイントを加算。順位をあげました。

日曜はNHKマイルカップもあります。大量ポイント獲得のチャンス。指名馬で制する馬は現れるでしょうか。

それでは日曜日に出走する乃木坂競馬部POG指名馬の紹介へといきましょうか。

 

【新潟1R】

エオスモンが出走。芝以上にダートで苦戦している印象を受ける。左回りの平坦で距離を伸ばすことに光明があれば。

 

【東京1R】

ディアコニアが出走。体調面からか、どうしても間隔をあけて使わなくてはならない。今回鞍上にレーンを配し、必勝態勢。

 

【京都1R】

トレッファーが出走。前走はデビュー戦で既走馬相手に3着。レースを経験しての上積みはあろう。オルフェーヴル×Gone Westは相性のいい配合。

 

【京都2R】

プレシャスガールが出走。母の姉はあのアメリカが生んだ偉大な牝馬ゼニヤッタ。日本でも実績のあるSpeightstownが父でもあり、大物が出てもおかしくない血統背景。新馬2着時の勝ち馬レッチェバロックはその後1勝クラスも圧勝。環境等不安要素はあるが、それでも本来の力を出せれば。

 

【新潟3R】

サトノマッスルとファナティックエロが出走。両馬とも血統面からPOGで人気があった。

サトノマッスルはディープ×Storm Catのよく言われるニックス配合。ダート向きかと問われたら疑問も、未勝利戦なら能力面で克服しなければいけないところ。

ファナティックエロはアドマイヤミヤビの半弟。ただ、現状はもっさりとしていてパワー不足の感がする。脚質に幅が出ればもう少しやれても良さそうなのだが。

 

【東京4R(訂正:東京3R)】

リアムが出走。母はBCジュベナイルサンタアニタオークスなどを勝った名牝。Tapitの血が入っているからか気性的な問題はありそうだが、能力も確かなものがある。少し間隔をあけての出走も、この血統からはむしろプラス。確勝といきたい。

 

【京都4R】

アージオンとラヴユーライヴが出走。

アージオンはあまりに小柄だった。休みを挟んでどれだけ馬体が成長しているか。

ラヴユーライヴはきょうだいにリアルスティールやラヴズオンリーユーがいる良血。レースを経験したことで、どれだけ成長できたか。

 

【新潟5R】

クロワドフェールとフッカツムコウジマが出走。

クロワドフェールは気性面に問題があったが、ここに来て改善が見られている感じ。気性面から距離短縮はプラスになりそう。

フッカツムコウジマはデビュー戦既走馬相手に差のない5着。やや外に持ち出さなければいけなかった場面もあり、未勝利を脱出する力はありそう。

 

【東京5R】

モーベットが出走。前評判も高く、新馬を勝ったころはオルフェーブル産駒の大物誕生ともいわれた。現状気性の問題からか短いところで後ろからレースをせざるを得ない感じ。ルメールへの乗り替わりで好位からでもレースができるようになれば。

 

【新潟6R】

サクライロとポールトゥウィンが出走。

サクライロはロードカナロアにSex Appeal牝系というアーモンドアイと同じ配合。今回からチーク着用。桜の季節は終わったけど、サクライロの季節はこれからだ。

ポールトゥウィンは芝に戻って3着。再度の芝で勝利をつかみたい。

 

【京都6R】

カヴァスが出走。カレンブラックヒル×サクラバクシンオーだから、やはり短い方がいいのか。平坦コースでさらに前進したい。

 

【京都10R 橘ステークス】

ジュンライトボルトとヤマカツマーメイドが出走。

ジュンライトボルトは、血統的に今の京都は向いているはず。能力的にも足りる。

ヤマカツマーメイド距離短縮で。

 

【東京11R NHKマイルカップ

ウイングレイテスト、ギルテッドミラー、サクセッション、サトノインプレッサ、ストーンリッジ、タイセイビジョン、ラインベック、ラウダシオン、レシステンシアと大挙出走。有力馬も多く、この中から勝ち馬が生まれる可能性は高い。

2017年産のスクリーンヒーロー産駒はつける繁殖牝馬の質が上がったことにより、全体的なレベルが上がっている。ウイングレイテストはその中でも前評判が高かった馬。大外枠で再度振られる可能性はあるも、妙味もある。

2週連続で府中で行われた東京優駿のトライアルをオルフェーヴル産駒が制覇。ギルテッドミラーはそのオルフェーヴル産駒。ミスプロオルフェーヴル産駒に必須の血であり、DanzigBuckpasserは長くいいスピードを供給する。

サクセッション、何を言えばいいんだろう。多分色々とこなせるし、弱くもないんでしょう。ただ、悪い意味で器用貧乏な感じもする。能力はあるだろうから、それなりには走るだろうけど。そこに横山典弘さんがどう乗るか。

矢作師がコントレイルを倒すならこの馬といっているというサトノインプレッサ。ややテンで遅れる面と高速馬場への対応は気になるも、能力は一級品と思える。本物であることを証明したい。

毎度おなじみディープインパクト×クロウキャニオンのストーンリッジ。フレンチデピュティ持ちなので、この時期の府中マイルは向いているはず。

タートルボウルからこういう脚を使う馬が出るんだなぁ、というタイセイビジョン。他のタートルボウル産駒の活躍馬トリオンフは母父ダンスインザダーク、ベストタッチダウンはタイセイビジョンと同じ母父スペシャルウィークと、Nijinskyとの相性がいいのかも。府中での切れ味勝負も京王杯2歳Sで経験済み。

ラインベックはご存じディープインパクト×アパパネ三冠馬ペアの子供。母アパパネヴィクトリアマイルを勝っていることからも、府中のマイルでも大丈夫。ラインベック自身左回りで2勝。人気がないのなら狙う手も。

ラウダシオンはどんな種牡馬でもそれなりに走る馬をだすアンティフォナの仔。短いところで結果を出してきた。1600mより短い方がいいのは承知。府中のマイルでスプリント派寄りの馬場になれば、チャンスはある。

最後にレシステンシア。中盤緩まないラップになりやすいNHKマイルカップ、そういうラップを刻んでそのまま走れる同馬にとっては向いている。ダイワメジャーに母がSadler'swells、Danzig持ちというのは、NHKマイルカップを勝ったメジャーエンブレムと同じ。昨年勝ったアドマイヤマーズもダイワメジャー産駒(こちらはSadler's Wellsのみ持っていた)。というわけで、間違いなくこのレースは向きなんですよ。唯一の不安は体調面。軽めの調整は激戦だった桜花賞の疲れもあるのでは、と勘繰ってしまう。まあ、それでも勝ってしまえるだけの能力はあるかもしれないが。

 

いやぁ、長くなってしまった。

本当は次のPOGシーズンについても書こうと思ったけど、次回にします()