一向に収まる気配のないコロナ惨禍。東京は毎日感染者の最多記録を更新している状況。
そうしたら、日曜日は3月下旬なのに雪の予報。どうなっているの、本当に。
関東は雪ということで、高松宮記念が行われる中京競馬場付近の天気はどうなのか調べようとしたら、現在所在地が北区になっていた。北区に帰宅、そうか、なのださんは北区に住んでいたのか。
それはさておき、中京競馬場付近の天気は、午前中は雨、午後は晴れという、なんとも競馬予想をするうえで悩ましい予報。どれくらい乾くのでしょう?
いろいろと考えないといけないことはあるけれど、予想に入りましょうか。
高松宮記念の特徴。昨年も書いたことではあるけど、はじめは坂を下って、ラストは上り坂。しかも直線が長く、急坂の後になだらかな上りがあることから、スピードの持久力が必要。
はじめの下りもあって前傾ラップになりやすいことを考えると、スピードがあって最後まで粘りこめるアメリカ血統の出番。
もう一つは、4年連続で3番~9番までの馬で1着~3着が占められていること。内の方が馬場がいいからというのもあるのでしょう。
ただ、1枠だと前傾ラップになりやすいコースであるために、内に寄られていい位置をとれなくなる。ということなんでしょう。馬場が渋ったときでもこのジンクスが通じるかわからないけど、セイウンコウセイが勝った時は稍重だったとはいえその決着だったので、内枠重視で間違いないとは思います。
それを踏まえて
◎グランアレグリア
桜花賞を10.8-11.0-11.5のロングスパートでレースレコード勝ちしたように、卓越したスピードの持久力の持ち主。これはおそらく母父Tapitの影響でしょう。Tapitは北米のリーディングサイヤーにもなった名種牡馬。産駒はベルモントSでも好成績をあげているように持久力もありますし、もちろんスピードもあります。
気性面からの操縦性の悪さが欠点ですが、休み明けはフレッシュな状態で出られるのでその悪さもそこまで出ず、好成績。
初の1200ですが、阪神Cの内容から考えると十分こなせるでしょう。
○ダノンスマッシュ
ロードカナロア×Danzig+Robertoはロードカナロア産駒のスプリント的ニックス配合です。
前走同様宿敵タワーオブロンドンより内を引いたのは好材料。
▲グルーヴィット
穴ならここ。エアグルーヴなどのいわゆるパロクサイド牝系にロードカナロアと、底力に富む血統構成。フレンチデピュティとNijinskyを持っていることから、混戦での最後のひと伸び勝負になれば台頭してきます。
中京記念を勝っているように、中京コースは得意。
あとは初の1200に対応できるか。馬場が渋ったままならかなり面白いです。
△タワーオブロンドン
意外と叩き2戦目の成績が良くないけど、本来叩かれて上昇する血統の馬。状態が良ければ間隔が詰まっても関係ないです。前走58キロ→今回57キロになるのなら、ダノンスマッシュを逆転するのも可能でしょう。
不安は最後の粘り勝負になったとき。
☆ダイアトニック
Cosmahの牝系にStorm Birdのクロス。アメリカ的スピード血統の王道とも言えます。
初の1200ですが、マイルもこなせる1400mが得意な馬なら、持久力勝負にもなる高松宮記念はむしろいい舞台。
押さえ
最内はいいと思います。
モズアスコット
刺激を与えたほうがいい馬で、芝戻りも大丈夫。枠がもう少し内ならよかったんですけど。
まあ3~9で4年連続決まっているのだから、不謹慎だけど5-6-7のコロナ馬券でもいいではないか、とも言えますね。自分の予想でも6番のダノンスマッシュと7番のグルーヴィットは打っているのだし。
ちなみに5番はラブカンプー。ラ「武漢」プーでコロナ馬券、なんてなったらサインすぎるけど、あまりにも不謹慎()
そんなところです。
皆様、体調にはお気を付けください。