46度の坂を駆け上がれ

乃木坂競馬部非公認公式ブログ 乃木坂46や競馬のことなどを緩く語るブログ 4ハロンの坂を46秒で駆け上がれ

欅坂POG指名馬紹介

今年は乃木坂競馬部だけでなく、ほかにも欅坂におひさま、DASADAなど坂道系のPOGが開催。それにすべて参加しているなのださんって、何をやっているのか。

今回は欅坂POG指名馬を紹介します。

 

【総論】

ディープインパクトハーツクライロードカナロア産駒はポイント減されるというルール。また、あとで新種牡馬産駒を別枠で指名しなければいけない。

そこで

・ディープ、ハーツ、カナロア産駒は指名しない

・先に新種牡馬産駒を多く指名して、他の人の新種馬場枠を難しくする

という戦略を立ててリストを作ってみました。

ちなみに「ドゥラメンテ産駒は牝馬の方がよいのではないか」という仮説を立てている人なので、牡馬での指名はなし。

そうすると、必然的に牡馬はモーリス産駒が多くなってしまうのですね。

そういうわけで、以下指名馬。

 

【牡馬4頭】

1位:ブエナベントゥーラ

父:モーリス

母:ブエナビスタ

母の父:スペシャルウィーク

生産者:ノーザンファーム

馬主:サンデーレーシング

厩舎:堀宣行(美浦)

兄姉が学ばないところで自身は堀厩舎。新馬開幕週にデビュー。なんだか昨年見たな、ということで指名。

デビュー戦は圧倒的人気も2着。最後に差されての内容は物足りなさもありますが、成長途上な感じは受けましたし、勝ち上がりはしてくれるでしょう。

 

2位:テンバガー

父:モーリス

母:トップセラー

母の父:スペシャルウィーク

生産者:ノーザンファーム

馬主:G1レーシング

厩舎:藤岡健一(栗東)

ブエナベントゥーラと同じモーリス×母父スペシャルウィーク。ブランド力でブエナベントゥーラを1位に指名したけど、楽しみはこちらの方が上かもしれない。

早い時計で動かしたら一気に変わったということで、ノーザンファーム早来の横手調教主任もおすすめ。宝塚の週の阪神でデビューが決まったうえに、鞍上はルメールを予定。

坂路の追い切りでも先着といい感じ。

欅坂枠(山崎天バガー)で取られたくなかったということもあって早めに指名したけど、それがいい方に行きそう。

 

3位:ブルメンダール

父:モーリス

母:ブルーメンブラット

母の父:アドマイヤベガ

生産者:ノーザンファーム

馬主:キャロットファーム

厩舎:国枝栄(美浦)

またまたモーリス産駒。ブルーメンブラットにとっては久しぶりの牡馬で、しかも幅があるということなので、スピードはありそう。

すでにゲート試験は合格し、成長を促すため放牧。

気性面がかなりやんちゃらしいが、これがいい方に行けば。

 

4位:ヴィルヘルム

父:エピファネイア

母:カイゼリン

母の父:アドマイヤベガ

生産者:ノーザンファーム

馬主:キャロットファーム

厩舎:池江泰寿(栗東)

3位馬と同じRoberto系×母父アドマイヤベガ。母母がブロードアピールということで、やや晩成傾向にあるエピファネイアに早めから動けるスピードとパワーを供給してくれそう。

馬体の見栄えもよく、中身が伴えば。

 

牝馬4頭】

1位:ユリシスブルー

父:モーリス

母:アナスタシアブルー

母の父:ファルブラヴ

生産者:ノーザンファーム

馬主:シルクレーシング

厩舎:西村真幸(栗東)

牝馬とは思えないほどの雄大な馬体。昨年の2歳戦では大暴れした西村厩舎。

血統的には今牝馬で活躍馬を多く出しているラスティックベル牝系。モーリス×母父ファルブラヴならSadler's WellsとFairy Kingのきょうだいクロスが成立。好相性だと思う配合。

そういうわけで、かなり楽しみな一頭。

ちなみに母が「アナスターシャ」のギリシャ語読みである「アナスタシア」ブルーで、同馬の名前が(北川)ユリシスブルーと、乃木坂指数が高い。考えたら、北川さんは青空が好きでしたね。

晴れ渡るような活躍を期待。

 

2位:エリカシャンス

父:スクリーンヒーロー

母:ビキニブロンド

母の父:キングカメハメハ

生産者:ノーザンファーム

馬主:三木正浩

厩舎:安田隆行(栗東)

牝馬とは思えない厚い胸板。いかにもスピードがありそうな馬体。

調整はここまで順調。

母娘3代安田隆行厩舎。スピードに磨きをかけ、桜の女王を狙う。

ちなみにこちらも(生田)エリカシャンスで乃木坂指数が高い。欅坂POGなのに乃木坂指数が高い馬を指名してしまう悪い人。

 

3位:ウィスク

父:マツリダゴッホ

母:マツリダワルツ

母の父:チーフベアハート

生産者:様似堀牧場

厩舎:小島茂之(美浦)

欅坂46に松田里奈(まつりちゃん)がいるからマツリダゴッホ産駒は1.3倍というルールがありまして。それならば指名しないと、ということで同馬を。

母も「マツリダ」の冠名、岩手で頑張っていたマツリダワルツ。全兄にスワンSを勝ったロードクエストもいるし、悪くないパターン。

大成はPOG期間後かもしれないけど、頑張ってほしい。

 

4位:フェットデメール

父:エピファネイア

母:ディアデラマドレ

母の父:キングカメハメハ

おなじみエピ×キンカメ牝馬狙い。その中でもディアデラノビアディアデラマドレ一族は安定株。

能力的には間違いないと思うので、もう少し体が大きくなれば言うことなし。

 

【新種牡馬枠】

バンテージポイント

父:モーリス

母:フリーティングスピリット

母の父:Invincible Spirit

生産者:ノーザンファーム

馬主:Gリビエールレーシング

結局新種牡馬枠もモーリスを指名してしまうという。

母父Invincible Spiritでモーリスならスピードはあるでしょう、というイメージ。

ノーザンファームでGリビエールレーシングなら、面白味あり。

 

欅坂46枠】

リサコーハク

父:カレンブラックヒル

母:ミヤジレリゴー

母の父:キングカメハメハ

生産者:村中牧場

馬主:八木光博

厩舎:川村禎彦(栗東)

名前で選びました。(渡邉)理佐紅白ということで、りっちゃん含めた欅坂46が今年も紅白に出られますように、という願いも込めて。馬主はそんなこと考えていないと思うけど。

どちらかというと「LISA紅白」ってなっているけど、同じ馬主で「ジュンコーハク」がいるので、ジュンが誰なのか明らかにしないと、リサの謎も解けない。

6月7日に出走。坂路で52秒台も出していたし、穴で面白いかな、って思ったけど、今日の馬場でずっと外を回らないといけない競馬ではやはり厳しいか。ただ、全くダメというわけではなかった。

ダートも大丈夫そうな血統だし、ある程度数も使ってくれる厩舎。怪我無くコンスタントに走って頑張ってほしい。

 

こんなところです。

こちらのPOGでも皆様よろしくお願いします。

あぁ問題ない

つまらないかもしれないけど

◎アーモンドアイ

不安は初の中2週でしょうけど、今までできなかったのはレース後熱中症のような症状が出てすぐに使うことができない体質のせい。使えるというのはそのような体質も改善されて、調子がいいということなのでしょう。

昨年の敗戦は大きな不利があってのもの。それでも3着ならむしろ負けて強し。

前走は16頭立ての公開調教といえるもの。ドバイを使えなかったことの不安もなし。

あとは「リラクス」(ルメールvo)して走れるか。

 

以下

○アドマイヤマーズ

▲ダノンキングリー

△インディチャンプ

ペルシアンナイト

 

乾きは早いけど、それでも今の時点ではまだ稍重。多少パワーがいるマイル戦ならアドマイヤマーズ。

今年の安田記念はマイルよりも長い距離をこなせないときついレースになりそうなので、そういうときのマイル戦に強そうなダノンキングリーも。府中も得意。戸崎騎手の復活も心強い。

マイル戦ならもちろんインディチャンプも。

稍重のままならペルシアンナイトも面白い。成績から力の差はそこまでないのに、この人気。紐には入れたい。

 

ダノンプレミアムは遠征帰りというのがどうなのか。

グランアレグリアは本当に熱発だったのなら、それが明けてのレースというのはやはり不安。加えて距離を伸ばすとなると、悪い意味で軽く走りすぎて最後にガス切れする可能性が高い。

 

そんな感じです。

乃木坂競馬部POG2020-2021指名馬紹介

JRA新馬戦が始まりましたね。

関西、関東共に波乱含みのスタート。特に、府中で行われた新馬戦は、断然人気のブエナビスタの仔、ブエナベントゥーラが最後ウインアグライアに差されて敗戦。POGの展開としては面白くなりそうです。

JRA新馬戦が始まるとともに、乃木坂競馬部POGも新シーズンがスタート。早いもので今年で4年目。今回は50人と、過去最大の人数が集まりました。ここまで盛況になったのも、皆様のおかげです。

ここでは、そんな乃木坂競馬部POGの部長が指名した馬でも発表しようと思います。

 

【牡馬1位】

レガトゥス

父:モーリス

母:アドマイヤセプター

母の父:キングカメハメハ

生産者:ノーザンファーム

馬主:サンデーレーシング

厩舎:木村哲也(美浦)

的場文男騎手が選ぶ牡馬牝馬ベスト3」

POG情報に飢えていた私が、一番早く発売されるPOG本「黄本」を手に入れたとき、その見出しが目に入った。的場文男教信者としては、そこから読まないと。

牡馬1位はシルヴァースカヤの仔。いくら文男の目によく映ったとしても、リスクが高い。

牡馬2位はアディクティドの仔。厩舎を見たら、Tですか…。う~む困った。

牡馬3位が同馬レガトゥスであった。

まずは馬体写真を見て驚いた。大きい。けど、バランスは悪くない。

そして、こう思った。

「昔の名馬の絵みたいな馬体だな。ダーレーアラビアンとか、ゴドルフィンアラビアンとかの」

昔の名馬を描いた絵みたいだからといって、走るとは限らない。ただ、心が躍ったのは事実だ。

血統的にはモーリスとSadler's Wells≒Nureyevが発生するキンカメの相性はいいはず。なのださん自身も「モーリス×母父キンカメはニックス協会」の会員。

大型馬でもノーザンなら早期から動かせるのはサリオスで実証済み。6月の府中デビューで進撃を始める。

 

牝馬1位】

タイガーオーキッド

父:ディープインパクト

母:シーズアタイガー

母の父:Tale of the Cat

生産者:ノーザンファーム

馬主:サンデーレーシング

厩舎:国枝栄(美浦)

トレデマンドを抽選で外し、繰り上げで同馬が1位に。ただ、はじめから1位指名にしてもいいと思っていたくらいの馬。

あくまでも写真でしか見ていないけど、皮膚感とか馬体はいかにも走りそうなディープ牝馬。サイズも悪くない。

血統的にはディープに母方がStorm CatFappiano、In Realityと相性のいい配合。

POG人気がないのは蹄骨骨折をしたからであろうが、思えば昨年レシステンシアも骨折をしていてPOGでは人気薄だった。それがあの活躍ぶり。同馬にとっても挽回可能といえる。

すでに坂路入りに戻っているとのことで、デビューが極端に遅くなることはなさそう。

牝馬三冠トレーナー国枝師の下で牝馬三冠を狙う。

 

【牡馬2位】

サンデールーカス

父:ロードカナロア

母:エンジェルフォール

母の父:ジャングルポケット

生産者:ノーザンファーム

馬主:杉野公彦

厩舎:清水久詞(栗東)

グッドルッキングホース。その言葉は同馬のためにあると言っていい。

血統的裏付けも見事。とくに、名繁殖牝馬Sex Appealの仔トライマイベストとEl Gran Senorrは緩くなりがちなロードカナロア産駒にしっかりとしたパワーを伝える。あのアーモンドアイもSex Appealの血を持っていることからも、有効なのは明らか。

加えてNureyevのクロスのおまけ付き。

母と似ず健康ということで、厩舎のハードトレーニングに耐えればおのずと結果は出るはず。

 

牝馬2位】

パラッツォレジー

父:ディープインパクト

母:パレスルーラー

母の父:Royal Anthem

生産者:ノーザンファーム

馬主:シルクレーシング

厩舎:斉藤崇史(栗東)

ディープ×アメリカ血統で選んだのが同馬。

兄にベルモントS勝ち馬のPalace Maliceがいるうえ、日本で走っている仔も皆2勝あげている。

父がディープに変わってスラっと出たが、どうやらここ数か月でかなりの成長を見せている模様。

勢いに乗る若手厩舎でもあり、さらなる成長を期待。

 

【重複あり、制限あり6枠】

・ロックユー

父:ディープインパクト

母:シャンロッサ

母の父:Galileo

生産者:三嶋牧場

馬主:石川達絵

厩舎:中内田充(栗東)

三嶋牧場のディープ産駒は走るぞ、ということで選んだのが同馬。

まずは馬体が格好いい。

Galileoの血というと日本では重いように思われるが、代を経れば能力の高さを伝えることも可能(Frankel産駒がいい例)。ディープ×母父Galileoも同馬の姉カンタービレヴァンキッシュランを輩出するなど、悪くない相性。

えっ、兄のサターンはどうしたかって?道営で頑張っています()

ただ、兄とは違ってこちらは中内田厩舎。早い時期にデビューできるなら安心。

生まれた3月25日は父ディープインパクトの誕生日でもある。そんな血統的ロマンスも物語には重要。

 

・アスカノミライ

父:リオンディーズ

母:ロトクルーザー

母の父:クロフネ

生産者:広富牧場

馬主:豊田智郎

厩舎:川村禎彦(栗東)

祖母はエーデルワイス賞を勝った佐賀の名牝エスワンスペクター。さらにたどると伝説の最強馬キャニオンロマンの母ミスファピーがいるというなのださんが好きな牝系。

豊田オーナーと川村師のコンビはアスカノロマンなど好相性。実は川村厩舎はPOG期間に1000万円ほど稼ぐ馬を毎年出している隠れたありがたい厩舎。

すでに入厩しており、一本悪くない時計も出している。

血統的には芝・ダートともに大丈夫。丈夫に走ってくれればそれだけでそこそこ稼いでくれそうな予感も。

 

・Flagstaffの2018

父:Medaglia d'Oro

母:Flagstaff

母の父:Dansili

今年はMedaglia d'Oro産駒が熱い。と勝手に思っています。山口功一郎さんが所有しているのもキャピタルシステムが所有しているのも評判がいいですし。

ということで、同馬。今年のOBSマーチセールで吉田勝己さんが落札。

映像を見る感じでは大物感たっぷりの走り。

ダートのオープン、それどころか海外遠征の夢も見たい。

 

・アンシャンテ

父:エピファネイア

母:ハートフルデイズ

母の父:キングカメハメハ

生産者:ノーザンファーム

馬主:近藤英子

厩舎:寺島良(栗東)

もはや説明不要のエピ×キンカメニックス配合。現状では牝馬の方が好相性なので、同馬を選択。

バレークイーンの牝系という良血でもあり、久しぶりにこの牝系からの名馬誕生を見たいところ。

 

・フミチャン

父:クロフネ

母:フェアリーダンス

母の父:アグネスタキオン

生産者:レイクヴィラファーム

馬主:林文彦

厩舎:鹿戸雄一(美浦)

名牝系フェアリードール一門。きょうだいがフェアリーポルカやココロノトウダイとPOG期間に活躍しているのがいるのも大きい。

セレクトセール時ではかわいいだけでなく、歩様からもいい印象を受けた。

そのまま成長していれば、牝馬クラシックをにぎわせてくれそうだ。

 

・スマイルキューティ

父:エスポワールシチー

母:ハレイワクィーン

母の父:キングカメハメハ

生産者:カタオカファーム

馬主:北海道物産研究所

厩舎:川島洋人(門別)

今年の地方牝馬戦線で稼ごう枠。

種牡馬で選ぶなら、サウスヴィグラスパイロエスポワールシチーというのが統計的に出ているところ。その中で、道営の能検で気に入ったのが同馬でした。

6月3日にフレッシュチャレンジ出走。余裕残しの馬体で2着と悪くない感じ。

走り方等からは広い舞台ならさらにやれそうな感じも受けるので、目標は東京プリンセス賞制覇。

 

こんな感じです。

この10頭で乃木坂競馬部POG優勝を目指します!!

離れていても、東京ダービーへの想いは届く

的場文男モンゲートラオ

 

今年も宇宙一の祭典・東京ダービーの日がやってきた。

「ダービーは祈りが織りなすもの」と東京優駿予想のブログには書いた。世界に数あるダービーの中でも、その祈りの割合が一番強いのが、東京ダービーというレースである。

的場文男。通算勝利数は日本1位の7300を超え、齢63にしてなお上位の成績を上げる驚異的な騎手である。ダイナミックな騎乗フォームから繰り出される神騎乗には熱狂狂的なファンも多い。

そんな的場文男でも、東京ダービーだけは勝ったことがない。これまで挑戦すること37回。2着は10回。連対率は2割5分を超え、ダービーというレースを考えればかなりいい数字となる。しかし、勝率は0割。勝ったことがないのだ。

だから、誰よりも的場文男のダービーにかける想いは強い。

そして、全国にいる的場文男ファンは、的場文男東京ダービーを勝ちますようにと、いつも願っている。

今年こそ、そんな祈りを届かせたい。

今年の相棒は、モンゲートラオ。

昨年のハイセイコー記念は内が有利すぎる馬場であり、外枠で競馬にならなかった馬は、いつか狙わないといけないな、と思ったレースだった。そこで大外だったのがモンゲートラオ。その前のレース、ゴールドジュニアーを見る限りではなかなかの力を持った馬だと思っていた。

休み明けのチューリップ賞を叩き、前走羽田盃はシンガリ人気ながら5着。クラシックでも十分に戦えることを証明した。

その後は的場文男騎手がつきっきりで調整。

今回内が軽い大井で3枠6番という絶好の枠を引いた。

舞台は整った。あとは内で溜めて、直線で前を割って伸びるだけだ。そうすれば、栄光の東京ダービーのゴールが見える。

38回目の挑戦。その先に、栄光が待っている。

 

その他の馬について。

ブルヴールの除外は残念。セレン×チャームアスリープという南関ファンにとって夢の結晶。そんな馬がダービーで走るところを見たかった。的場文男と、ライバル石崎隆之が乗っていたセレンの仔ブラヴールがダービーの直線で叩き合うところを見たかった。佐藤賢二師の弔い合戦という意味合いもあっただけに、やはり残念だ。

枠から見ても逃げるのはファルコンウィングとして、その後ろがどうなるか。ボンモマンやウタマロが外枠ということも考えれば、エメリミットがインの2番手をとれそう。ゴールドホイヤーは外3かイン5くらいにつけるのか。

そう考えると、力などからゴールドホイヤーの2冠というのが一番考えられるシナリオ。直線トランセンド産駒2頭による叩き合いになったら面白い。

羽田盃を見る限り、そしてブラヴールが除外になったと考えると、前のファルコンウィングを楽にさせるより、早めに仕掛けるという判断になりそう。中盤は緩まない。

なら、アイルハヴアナザー産駒の2頭、マンガンとウタマロにも期待したい。

それと、内の前をとれる以上はエメリミット。大井の中距離ならRobertoの血だというのは、ずっと前から言われていること。

あとは同じく内のリヴェールブリス。

穴として、ダービー馬はダービー馬から。東京ダービー馬アンパサンドを父に持つボンモマン。こちらだって南関東夢の結晶。枠が外でも、うまくインに潜れれば。

 

せっかくの祭典ではあるが、無観客競馬となってしまった。

それでも、今はネット環境さえあれば全国どこからでも大井競馬中継を見ることができる。

離れていても、的場文男東京ダービー制覇の瞬間を見ることができる。

離れていても、祈りは届く。

今夜、ついに的場文男騎手が東京ダービーを勝つ。

こちらだって、立派なダービー ~九州ダービー栄城賞の予想~

東京優駿(日本ダービー)は強い馬が強い勝ち方をする、いいレースでしたね。コントレイル、無敗の2冠達成おめでとうございます。

乗っていた福永祐一騎手もいい意味での余裕がありました。一度ダービーを勝つと、やはり変わるものなんですね。2度目のダービー制覇、おめでとうございます。

自分の本命マイラプソディは、道中一気に捲って、直線半ばまで夢を見させていただきました。非常に楽しめました。ありがとうございます。

ダービーが終わると、ひとつの期が終わった感じになります。来週からJRAでは2歳馬による新馬戦が始まります。もう、来年のダービーに向けた戦いが始まるのです。

来年もいいダービーが見られることを願って。

 

さて、ダービーというものは、日本以外にももちろんあって(そもそもイギリスが発祥ですし、アメリカなどのダービーは日本よりもはるかに歴史がありますし)、さらには日本でも各地方競馬にダービーがあります。一部では日本ダービー以上に盛り上がる東京ダービーや、北海優駿など。九州なら、佐賀競馬場九州ダービー栄城賞

日本ダービーの日に行われるこの栄城賞もまた、立派なダービー。佐賀競馬の関係者は、やはり栄城賞を勝ちたいと強く願うのです。

それでは予想を。

 

ゴールデンウィーク中に「これまでにない量の砂を入れた」という佐賀競馬場。特に内側の堆積量はものすごいものがあって、内は誰も通らないほど。

ここまで佐賀なら無敗の絶対王者、ミスカゴシマ。今回外枠を引いて、しかも内に逃げたいアイノウィステリアがいる。加えてこの馬場なら、逃げずに外2が考えられる。

実際外2でも競馬をしたことはあるし、駄目というわけではないだろう。

ただ、飛燕賞に佐賀皐月賞。予想以上に詰め寄られているのもまた事実。

絶対女王ミスカゴシマであっても、絶対ではないかもしれない。


f:id:nogihanro46:20200531175515j:image

(こちらは絶対女王ミス鹿児島こと大園桃子さん。ローリングスのグラブをはめて投げる姿はスーパーエース。)

 

ならば逆転候補はどの馬か、となると、一番手に挙がるのはトップレベルになろう。ル・プランタン賞、佐賀皐月賞と、2戦続けてミスカゴシマの2着。特に佐賀皐月賞は交わすのでは、と思わせる内容であった。

フリオーソシンボリクリスエスというRoberto強化な配合は、強い馬が逃げるようなタフなレースで力を発揮するもの。ミスカゴシマが外2といういつもと違うレースになるのなら、早めに上がってタフさの勝負に持ち込んでもよい。

 

面白いと思えるのはオドルキツネ。

内の砂が厚く外の方がいいのなら、大外枠もマイナスではない。むしろ道中捲り気味に上がっていく同馬にとってはプラス材料か。

これまですべて掲示板ないという堅実な成績。

ダービーを「コン」トレイルが勝ったのなら、「コン」となくオドル「キツネ」が勝ってもおかしくない。


f:id:nogihanro46:20200531175710j:image

(写真は日向坂46の名曲「キツネ」から。メンバーの金村美玖さんは本日ダービーのことをメッセージで送ったそうですね。ダービー当てて、キツネにつままれて気づけばいい感じになりたいものです。)

 

あとは、最内枠だけど距離が伸びて良さそうなカネミツチャンプと、同じダンカーク産駒で連れてくればエアーポケット。

 

一度叩いたリバイヴも気になるところ。あくまで前走は古馬との対戦。ここ目標の感もある。

 

ということで、印は

◎ミスカゴシマ

○オドルキツネ

▲トップレベ

△カネミツチャンプ

☆エアーポケット

押さえリヴァイブ

 

そんな感じです。

こちらのダービーは当てたいです。

ダービーで会いましょう

昨年、久しぶりに東京競馬場東京優駿(日本ダービー)を見た。さわやかに薫る風とは裏腹に、充満する熱気と緊張感に、ダービーデイの重みを感じたものだった。

やはりダービーは素晴らしいものだ。ダービーこそ、競馬の祭典だ。

同じように祭りのように盛り上がるものとして、有馬記念がある。ただ、有馬は「イベント」としての盛り上がりだ。

対し、ダービーの盛り上がり、祭りの要素はやや異なる。いわゆる昔から続いている「人智を超えた何か」に対する畏敬と祈願のためになされる「祭り」の要素が、ダービーにはある。

昨年も言ったが、ダービーとは祈りが折り重なって繰り広げられるものなのだろう。一頭の馬が生まれたとき、祈ること。無事に走ってくれ。ダービーに出てくれ。そして、ダービーを勝ってくれ。

その思いが、ダービーに重みを与える。

すべての競馬関係者が憧れるレース。それがダービー。

だからこそ、ダービーの予想は、願いや祈りであって良い。

 

皐月賞の勝ち方、高速馬場への適性。コントレイルの2冠が濃厚なのは、誰の目にも明らかであろう。

3枠は、内枠有利のイメージと異なりダービーの成績があまり良くない枠であるが(昨年のサートゥルナーリアも3枠)、3枠5番で近年ダービーを好走したのはディープインパクトオルフェーヴル。つまり、皐月賞馬であり、三冠馬にもなった名馬たちである。三冠馬になりうるポテンシャルを持った同馬からすれば、そして、父がディープインパクトであるならば、3枠というのは好材料に違いない。

ダービーでなければ、自信の本命だった。

だが、このレースはダービーなのだ。自分の祈りを綴るものなのだ。

だから、◎はマイラプソディにする。

自身が主催する「乃木坂競馬部POG」1位指名馬。これは、デビュー前から「ダービーを勝つのはマイラプソディだ」と思ったからだ。

ダービーという舞台に出るのなら、本命を打つのは責務といえる。

少なくとも2歳時は、コントレイル、サリオスと並んで3強といわれていた。

3歳時の敗戦は、緩い感じの同馬にとって、水分の含んだ馬場は堪えたからだろう。

一時雨が降ったとはいえ、良馬場の東京競馬場。鞍上こそデビューから手綱を取ってきた武豊から替わってしまうが、それでも横山典弘なら「なにか」をやってくれそうな雰囲気はある。

異例の火曜日追い切り、馬具の変更。やれることはやってきた。

馬に闘志が戻れば、コントレイルをも倒せる。

序盤の栄光と、その後の挫折、そこからのダービー制覇という英雄譚のラプソディを捧げて祈ろう。あとは、それが実現されるのみだ。

 

◎マイラプソディ

○コントレイル

▲ワーケア

△サリオス

☆サトノフラッグ

押さえアルジャンナ、ダーリントンホール

 

コントレイルに関しては、前述の通り。少なくともこの時期なら距離不安で負けることはない。唯一の不安はマークされて抜け出せなくなることだろうが、皐月賞を見る限り、それでも何とかしてしまう可能性は高い。

府中適性で内枠ということを考えればワーケア。

サリオスの皐月賞は丁寧に乗りすぎたのが敗因であろう。100点の騎乗だが、コントレイルが50点か150点かという騎乗をしたものだから、負けた。2400への距離延長自体は良くないが、高速馬場、府中の適性はこちらもあり。ロングスパートで抜け出して勝負を決めれば逆転もある。

弥生賞を勝ち方を見る限り、府中2400mのダービーという舞台でこそ、サトノフラッグの真価は発揮される。枠は外になってしまったが、そこは天才武豊。勝利の旗を立てんかな。

ポテンシャル、枠を考えればアルジャンナも。

それと、府中適性とロングスパート合戦になったときのタフさでダーリントンホールも。

 

こんなところです。

 

昨年、東京競馬場でダービーを見ることができて、本当に良かったです。

それが、今年はCOVID-19感染拡大防止のため、無観客競馬に。夢の舞台の場所へ見に行くことすら出来なくなりました。

生まれてきた馬に、様々な関係者に、多くの競馬を支えてくれるファンに、いろいろな人に、何度も言ってきたことでしょう。「ダービーで会いましょう」と。

無観客で行われるダービーは、これで最後になってもらいたいです。

だから、最後はこの言葉で。

「来年、ダービーで会いましょう」

欅尽くし

こんにちは。乃木坂競馬部部長です。

POG作業(と仕事)に追われ、浦和競馬を1秒も見ていませんでした、誇張表現ではなく本当に。

気がついたら日本ダービーウィークも週末に。やはり、この時期が来ますと、緊張しますね(それと無駄に忙しい)。

ダービー前日といえば、東西メインレースが欅ステークスに葵ステークスという、欅坂46ファンのためにあるかのような日。しかも、今日もYouTubeでは欅共和国2017を流してくれるそうなので(昨日は見られなかった)、欅ファンにはたまらない一日なのではないでしょうか。

乃木坂競馬部部長といっておりますが、欅も「欅って書けない?」の第1回放送から見ているくらいのファンであります(謎の古参アピール)。

ということで、是が非でも当てたい両レース。予想へ移りましょう。

 

京都11R(原田)葵ステークス

基本的に内枠が有利なレース。Dコース使用で馬場もいい状態なら、内の先行がが止まらない可能性が高い。

ということで

◎アルムブラスト

マイネルグリット

▲カバジェーロ

△ビアンフェ

グリンデルヴァルト

押さえケープゴッド

穴エグレムニ

三連複系の軸ならアルムブラストでいいでしょう。もとよりスプリント戦線での活躍を期待された馬。距離短縮もプラス材料。

お楽しみはマイネルグリットかな。お待ちかねのコスモヴァレンチ一族の距離短縮かつ内枠。

カヴァジェーロも前に行ってくれれば。

ビアンフェは枠がやや外なのが。それでもいければ当然有力視。

原田葵ちゃんステークスだからオレンジの帽子がが頑張ると聞いて(なんのことやら)、グリンデルヴァルト

まあ内枠だし、距離短縮だし、ケープゴッドは押さえておきましょうか。

ファルコンステークスを考えると、エグレムニあたりは人気がないけれど面白いのではないでしょうか。

 

府中11R欅ステークス

「欅ステークスを尾関厩舎の馬が勝った」なんて盛り上がったのは、もう4年前のことですか。その時勝ったのがレッドファルクス。その後はスプリンターズステークスを連覇。欅坂46のように、スターへの道を歩んでいきました。

さて予想へとまいりましょう。

◎ロードグラディオ

○ミッキーワイルド

▲アディラート

△ホウショウナウ

☆エレクトロポップ

 

距離短縮のロードグラディオを僕は信じる。

ミッキーワイルドは府中1400への延長の方がいい馬ですからね。

アディラートは前走レースになっていませんから。人気が落ちているのなら、むしろ狙い目。欅ステークスで「スガイ」厩舎、ってのは、3年前にやったネタ。その時の馬って、シュテルングランツだったんだね…。

ホウショウナウも府中1400なら。

あとは、昨年のリベンジ、エレクトロポップ。田村(保乃)厩舎ですし(これは去年も言ったこと)。

 

そんなところです。

欅共和国2017までに仕事が終わればいいなぁ…。