46度の坂を駆け上がれ

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乃木坂競馬部POG雑談③ ~新種牡馬あれこれ~

NHKマイルカップはひさぴょんさん指名のラウダシオンが優勝しました。これでひさぴょんさんが一気にポイント獲得。首位に立ちました。

ひさぴょんさんはラウダシオンの一口馬主でもあります。G1勝利なんて、一口馬主冥利に尽きますね。

 

勝ったラウダシオンの父親は新種牡馬であるリアルインパクト。今年の3歳世代は他にも桜花賞馬を輩出したエピファネイアや多くの重賞勝ち馬がいるキズナがいるなど、新種牡馬の当たり年。ダートに目を移すとマジェスティックウォリアーとかトゥザワールドとかも頑張っています。

今後もPOGで人気になると思われるのは、キズナエピファネイア。それに今回の勝利でリアルインパクトも加わるかもしれません。とりあえずこれまでの傾向を見ていこうと思います。

 

キズナ

この中だと一番傾向がつかみにくいかもしれません。ダートでも芝でも重賞勝ち馬を出しているのですから。しかも、社台グループではなく日高などの馬でも勝っていますので。

一応良さそうなのが、Mr. ProspectorNijinsky。ただ、それだけだと結構います。

個人的に思っているのが、ディープインパクトと相性がいいと言われているものがいいのではないか、ということです。ディープとNijinskyは好相性ですし、Unbridledを経由してのMr. Prospectorもニックスといわれていますからね。これは、キズナ自身がニックスで成り立っているからだと思います。

それと、タイキシャトルと好相性という説を提唱しています。クリスタルブラックやアブレイズに入っていますし。ここにもNijinskyが入っていますね。

全体的には、やや硬さがあるので、パワーのある牡馬の方が若干いい気がします。

 

エピファネイア

キングカメハメハとのニックスがばれてしまっていますね。

ただ、当初思われていたのと違うのは、ここまで牝馬の方が成績がいいということ。先ほど述べた母父キングカメハメハの産駒も勝っているのは牝馬ばかりですし。

理由としては、おそらく晩成型であるからだと思われます。牡馬だと3歳春ではまだ完成していないのでしょう。対し、牝馬はある程度早めに成長するので、3歳春の時点から動けるのではないか、ということです。

この傾向が今後も続くかは正直分かりません。牡馬でも強い馬が現れる可能性は大いにあります。

POG的には仕上がりが早くなくても気長に待つ、という方がいいような気がします。

 

リアルインパクト

今回の勝利でPOGの短距離速攻系で狙う人が増えるかもしれません。

そもそもPOG前に「産駒はかなり動く」という評判もあったわけですし、血統的にもインディチャンプなどを輩出しているトキオリアリティーの牝系ですから、今後もいい産駒を出す可能性はありますね。

傾向的にはノーザンファーム産で社台系クラブ所属なら安心という感じ。それと、血統面からでしょうか、牡馬の方がいい傾向にあります。

 

 

ここからは、2020-2021シーズンでの新種牡馬について。

モーリスとドゥラメンテが注目を集めていますね。

モーリスに関しては、ホームランか三振か、というイメージでいました。それが、2歳になると軒並み動くとの評判となって、まあ評価がうなぎのぼり、雄大な馬体、筋肉の発達した馬が多く、当初のイメージ打率2割ホームラン30本ではなく、打率3割ホームラン40本の可能性も見えてきました。

ただ、三振もいるでしょうし、大きすぎて怪我をする可能性もあります。

小さいよりは大きく出たほうがいいので、重賞級が複数出ると思いますが。

 

ドゥラメンテに関しては、昨年「日高のドゥラメンテ産駒は硬いのが多い」と聞いていました。どちらかといえば弾力性のある馬だと思っていたので意外だと思っていましたが、POG本を見てなるほどとも思ってしまいました。脚さばきが硬いという馬が結構いるようです。

とはいえ、昨年のキズナも「硬い」といわれていた時期がありました。

相当な良血。相手ももちろん良血を揃えております。

これで期待外れに終わったら、かなり衝撃だと思います。

個人的には緩くなりすぎない程度にしなやかさを供給する血(Bold Rulerなど)を上手に入れるのがいいと思っています。

それと、初年度は牝馬を狙ってみようと思っています(これは個人的な勘)。

 

モーリスやドゥラメンテ以外にもリオンディーズとかマクフィとか、ダートで走りそうなものとしてダノンレジェンドディスクリートキャットホッコータルマエなどもいます。ダート競馬好きとしてはダノンレジェンドなんておすすめなんですけどね。

 

こんなところです。

なんだかまとまりのない文になってしまったなぁ。

母の日に母への贈り物を ~NHKマイルカップの予想~

まずは深夜に書いた前の記事のお詫びと訂正を。

リアムが出走するレースを【東京4R】と書いてしまいましたが、正しくは【東京3R】です。

また、東京4Rに出走するPOG指名馬モーソンピークの紹介もしなくてはいけなかったのですが、忘れておりました。

以上について、お詫びいたします。

 

ここからはNHKマイルカップの予想。

深夜のPOG馬紹介と重複するところがあるので、補足的なものを中心に。

毎年言っているかもしれないけど、このレースでよく来る血統はフレンチデピュティ(Deputy Minister)やDanzigのようなアメリカ的持続的なスピード系。この時期の高速馬場と緩みにくい展開が合わさってそのような傾向になるのでしょう。

特に穴をあけるのがDeputy Ministerの血。そういうわけで、ここから狙いましょう。

 

◎ラインベック

Deputy Minister持ちはラインベック、ボンオムトゥック、ストーンリッジの3頭。津村明秀田中勝春松田大作なら津村を選びます()

ディープ×アパパネの三冠ペア産駒三男坊。

これまでの勝利はともに左回りでのもの。

アパパネはこの時期の府中マイルG1ヴィクトリアマイルを勝っているうえに、Deputy Minister持ち。血統的にも向いています。

加えて、昨日の東西で行われた東京優駿への最終切符争奪戦は、共に前走皐月賞組が勝ちました。皐月賞のレベルが高かったと言っていいでしょう。ラインベックは唯一の皐月賞組。皐月賞成績は15着と振るわないものでしたが、昨日勝ったディープボンド(皐月賞10着)、ビターエンダー(14着)を考えれば2桁着順でも関係ないと思えます。

今日は母の日。名牝アパパネに、産駒G1初勝利というプレゼントを贈るなんてなったらいいですね。

 

○レシステンシアでいいでしょう。前の記事にあるように、血統的にも展開的にも向きます。

今回鞍上がルメールになるわけですが、確かにペースメイクはそこまで巧みではないです。ただ、G1で見せる積極的な騎乗をすれば、それが自然とレシステンシアのペースになるので、そこは問題ないでしょう。お手てはありますし。

軽め調整の分、本命ではないという感じです。

えっ、ラインベックはポリトラック調整ではないかって?そこは見なかったことに()

 

あとは強そうな勝負服に流せばいいんじゃないでしょうか?乃木坂工事中スーパーバイザーの父親の勝負服が強そうかは各自の判断に任せます。

 

そんな感じです。

馬券だけでなく、カーネーションも買いましょうね。カーネーションカップ(帯広10R)とカーネーション特別(高知10R)を買うのもいいですけど。

乃木坂競馬部POG雑談②

東西で行われた東京優駿への最終切符をめぐるあらそいは、共に前走皐月賞だった馬が制しました。改めて皐月賞がハイレベルだったということが証明されたかたちに。

乃木坂競馬部POGでいうと、京都新聞杯を勝ったディープボンドを指名していたミドリさんが大量にポイントを加算。順位をあげました。

日曜はNHKマイルカップもあります。大量ポイント獲得のチャンス。指名馬で制する馬は現れるでしょうか。

それでは日曜日に出走する乃木坂競馬部POG指名馬の紹介へといきましょうか。

 

【新潟1R】

エオスモンが出走。芝以上にダートで苦戦している印象を受ける。左回りの平坦で距離を伸ばすことに光明があれば。

 

【東京1R】

ディアコニアが出走。体調面からか、どうしても間隔をあけて使わなくてはならない。今回鞍上にレーンを配し、必勝態勢。

 

【京都1R】

トレッファーが出走。前走はデビュー戦で既走馬相手に3着。レースを経験しての上積みはあろう。オルフェーヴル×Gone Westは相性のいい配合。

 

【京都2R】

プレシャスガールが出走。母の姉はあのアメリカが生んだ偉大な牝馬ゼニヤッタ。日本でも実績のあるSpeightstownが父でもあり、大物が出てもおかしくない血統背景。新馬2着時の勝ち馬レッチェバロックはその後1勝クラスも圧勝。環境等不安要素はあるが、それでも本来の力を出せれば。

 

【新潟3R】

サトノマッスルとファナティックエロが出走。両馬とも血統面からPOGで人気があった。

サトノマッスルはディープ×Storm Catのよく言われるニックス配合。ダート向きかと問われたら疑問も、未勝利戦なら能力面で克服しなければいけないところ。

ファナティックエロはアドマイヤミヤビの半弟。ただ、現状はもっさりとしていてパワー不足の感がする。脚質に幅が出ればもう少しやれても良さそうなのだが。

 

【東京4R(訂正:東京3R)】

リアムが出走。母はBCジュベナイルサンタアニタオークスなどを勝った名牝。Tapitの血が入っているからか気性的な問題はありそうだが、能力も確かなものがある。少し間隔をあけての出走も、この血統からはむしろプラス。確勝といきたい。

 

【京都4R】

アージオンとラヴユーライヴが出走。

アージオンはあまりに小柄だった。休みを挟んでどれだけ馬体が成長しているか。

ラヴユーライヴはきょうだいにリアルスティールやラヴズオンリーユーがいる良血。レースを経験したことで、どれだけ成長できたか。

 

【新潟5R】

クロワドフェールとフッカツムコウジマが出走。

クロワドフェールは気性面に問題があったが、ここに来て改善が見られている感じ。気性面から距離短縮はプラスになりそう。

フッカツムコウジマはデビュー戦既走馬相手に差のない5着。やや外に持ち出さなければいけなかった場面もあり、未勝利を脱出する力はありそう。

 

【東京5R】

モーベットが出走。前評判も高く、新馬を勝ったころはオルフェーブル産駒の大物誕生ともいわれた。現状気性の問題からか短いところで後ろからレースをせざるを得ない感じ。ルメールへの乗り替わりで好位からでもレースができるようになれば。

 

【新潟6R】

サクライロとポールトゥウィンが出走。

サクライロはロードカナロアにSex Appeal牝系というアーモンドアイと同じ配合。今回からチーク着用。桜の季節は終わったけど、サクライロの季節はこれからだ。

ポールトゥウィンは芝に戻って3着。再度の芝で勝利をつかみたい。

 

【京都6R】

カヴァスが出走。カレンブラックヒル×サクラバクシンオーだから、やはり短い方がいいのか。平坦コースでさらに前進したい。

 

【京都10R 橘ステークス】

ジュンライトボルトとヤマカツマーメイドが出走。

ジュンライトボルトは、血統的に今の京都は向いているはず。能力的にも足りる。

ヤマカツマーメイド距離短縮で。

 

【東京11R NHKマイルカップ

ウイングレイテスト、ギルテッドミラー、サクセッション、サトノインプレッサ、ストーンリッジ、タイセイビジョン、ラインベック、ラウダシオン、レシステンシアと大挙出走。有力馬も多く、この中から勝ち馬が生まれる可能性は高い。

2017年産のスクリーンヒーロー産駒はつける繁殖牝馬の質が上がったことにより、全体的なレベルが上がっている。ウイングレイテストはその中でも前評判が高かった馬。大外枠で再度振られる可能性はあるも、妙味もある。

2週連続で府中で行われた東京優駿のトライアルをオルフェーヴル産駒が制覇。ギルテッドミラーはそのオルフェーヴル産駒。ミスプロオルフェーヴル産駒に必須の血であり、DanzigBuckpasserは長くいいスピードを供給する。

サクセッション、何を言えばいいんだろう。多分色々とこなせるし、弱くもないんでしょう。ただ、悪い意味で器用貧乏な感じもする。能力はあるだろうから、それなりには走るだろうけど。そこに横山典弘さんがどう乗るか。

矢作師がコントレイルを倒すならこの馬といっているというサトノインプレッサ。ややテンで遅れる面と高速馬場への対応は気になるも、能力は一級品と思える。本物であることを証明したい。

毎度おなじみディープインパクト×クロウキャニオンのストーンリッジ。フレンチデピュティ持ちなので、この時期の府中マイルは向いているはず。

タートルボウルからこういう脚を使う馬が出るんだなぁ、というタイセイビジョン。他のタートルボウル産駒の活躍馬トリオンフは母父ダンスインザダーク、ベストタッチダウンはタイセイビジョンと同じ母父スペシャルウィークと、Nijinskyとの相性がいいのかも。府中での切れ味勝負も京王杯2歳Sで経験済み。

ラインベックはご存じディープインパクト×アパパネ三冠馬ペアの子供。母アパパネヴィクトリアマイルを勝っていることからも、府中のマイルでも大丈夫。ラインベック自身左回りで2勝。人気がないのなら狙う手も。

ラウダシオンはどんな種牡馬でもそれなりに走る馬をだすアンティフォナの仔。短いところで結果を出してきた。1600mより短い方がいいのは承知。府中のマイルでスプリント派寄りの馬場になれば、チャンスはある。

最後にレシステンシア。中盤緩まないラップになりやすいNHKマイルカップ、そういうラップを刻んでそのまま走れる同馬にとっては向いている。ダイワメジャーに母がSadler'swells、Danzig持ちというのは、NHKマイルカップを勝ったメジャーエンブレムと同じ。昨年勝ったアドマイヤマーズもダイワメジャー産駒(こちらはSadler's Wellsのみ持っていた)。というわけで、間違いなくこのレースは向きなんですよ。唯一の不安は体調面。軽めの調整は激戦だった桜花賞の疲れもあるのでは、と勘繰ってしまう。まあ、それでも勝ってしまえるだけの能力はあるかもしれないが。

 

いやぁ、長くなってしまった。

本当は次のPOGシーズンについても書こうと思ったけど、次回にします()

乃木坂競馬部POG雑談①

いつの間にかあまりGW感がしなかったGWも終わり、早くも5月の半ばにさしかかろうとしております。

本来なら新緑鮮やかな5月、薫風に誘われて競馬観戦するには一番いい季節であるのですが、緊急事態宣言が出されて無観客競馬での開催。

ただ、無観客であっても、GW中に行われたかしわ記念は過去最高の売り上げを記録。日常の楽しみが少なくなっている中で、競馬はエンターテイメントを提供しており、受け入れらているのだな、とも感じました。

乃木坂競馬部の活動も、皆様へ良質のエンタメを提供できるものでありたいと思っております。

 

5月。競馬界にとっては最大の目標「東京優駿」の足音が近づいてくるときでもあります。

同時に、翌シーズンのPOG指名馬を本格的に探す時期。

乃木坂競馬部POGも2019-2020シーズンはクライマックスを迎え、水面下では2020-2021シーズンへの準備をしているところです。

今回は、久しぶりに9日(土)に出走するPOG指名馬の紹介も兼ねながら、次シーズンのPOG注目馬についても語ってみようと思います。

 

【京都1R】

バトーデュシエルとダノンボヌールが出走。

バトーデュシエルは前走初ダートで2着。今回ダート続戦で距離短縮がどう出るか。

ダノンボヌールは前々走3着だった1200m戦に戻って前進を期待。

 

【京都2R】

昨年のこの時期、POGの穴馬として取り上げられていたセイウンラストヘイが出走。スクリーンヒーロー×母父Pulpitの難しさも出てしまっている印象。能力はあるのかもしれないので、最後まで気分良く走れれば。

 

【東京3R】

ロードカナロア産駒×金子真人×国枝厩舎。強力な組み合わせを持つライフレッスンズがようやくデビュー。追い切りはそこそこも、中間にはいい時計も出していた。既走馬相手にも勝負にはなりそう。

 

【京都3R】

エピファネイア、母父ディープインパクト、母母ブロードアピールという良血馬ガレットデロワが出走。デビュー戦はいいところがなく大敗も、そこから休養中にどこまで成長したか。

 

【京都4R】

ダノンスマッシュの全弟ロードシャムロックが出走。惜敗続きも、今回相手は近走馬券圏外ばかり。しっかりと結果を出したい。

 

【新潟5R】

ロードクラージュ去勢明けのレース。1年ぶりの実戦も、調教の時計からはいきなり動ける態勢にはありそう。あとは去勢の効果がどう出るか。

 

【京都5R】

シホノレジーナが出走。馬主の村瀬さんは牝馬に「シホノ」の冠名を付けるので、おひさまPOGでは日向坂枠で使用できます。ダートが向いているか微妙なところはあるが、りんどう賞の走りからすれば1勝クラスは卒業できる力があるはず。ゆったり流れる1800mへの延長にも期待。

 

【京都6R】

スワーヴドンが出走。前走を見ると、1800mより短いところの方がいい印象。初勝利をあげたマイルで2勝目といきたい。

 

【京都11R 京都新聞杯

アドマイヤビルゴが無傷の3連勝を飾り、東京優駿へと進むことができるかが注目される一戦。そのアドマイヤビルゴ、新馬は身体も細く、素質でなんとか勝ちましたね、という感じだったが、2戦目でガラリ印象が変わった。馬体重こそ細いままだが、走りはしっかりとしたものになり、逃げ粘るキメラヴェリテを捉えて離しての勝ちっぷり。時計も出やすい馬場とはいえ優秀。ここでも前走のような勝ち方をすれば、本番でも有力となるだろう。

それ以外にもシルヴェリオ、ディープボンド、ファルコニア、マンオブスピリットが出走。

シルヴェリオは「脚元が丈夫なら歴史的名馬になれたかも」な馬を多く出すシルヴァースカヤの仔。幸い同馬は健康面に関してそこまで問題ない。あとは速力だが、調教を見るかぎりではそこまで悪くないとも思える。今回初ブリンカー。何かきっかけをつかめば、ここでも相手になる。

ディープボンドはダンケシェーンの半弟。前走皐月賞はさすがに相手が強かったが、それでも積極的にレースを運んで頑張った。血統的には今の京都が合いそう。経験を活かして。

ファルコニアは先週天皇賞に出走したトーセンカンビーナの全弟。溜めが効くようになり、ディープ産駒らしい切れ味が増した。京都変わりもプラス。

マンオブスピリットは堅実に走るサンデースマイルⅡの仔。前走重馬場で差し切った脚は見事で、キングカメハメハ系統の成長力を見せている。Nureyevのクロスもあり、最後の脚比べなら負けない。

 

【東京11R プリンシパルS

1勝馬が多いが、将来性を考えるとなかなか楽しみなメンバーが揃った気もする。指名馬ではサトノフウジン、スマートクラージュ、ポタジェが出走。

サトノフウジンはムラッ気があるタイプだが、末脚は確か。D.レーンを確保して、東京優駿への最終切符を取る気は十分。

スマートクラージュの新馬戦は、ある意味衝撃的だった。道中はずっと舌を出して走り、直線に入るところで大きく外へよれる。矯正したら今度は内にささり、その後も内へ外へとふらふら走ってまともに追えず。それでもハナ差の2着なのだから、スピード能力は一枚上だった。2戦目は中間調整のために跨っていた藤井勘一郎に騎手が替わり、持ったままの圧勝劇。柔らかく弾むような好馬体。気性面、一気の距離延長と不安要素はあるも、期待も大きい。

ポタジェはルージュバックの半弟。ディープ産駒の金子真人ホールディングス、友道厩舎に入ったということでPOGではかなり人気を集めた。前走黄菊賞も勝ったのではないかと思ったくらいの際どい2着。今年初のレース。POG人気に応えるようなレースを見せたい。

 

出走馬紹介はこのくらいにして、ここからは乃木坂競馬部POG2020-2021シーズンのお話も。

乃木坂競馬部POGで毎年悩むのが乃木坂枠をだれにするか。

ただ、乃木坂も新4期が入り、乃木坂枠はOGもいいのだから、前よりは選びやすくなった。昔なら1位候補にもなっていた「サクラ」の馬も選べる。新4期で言えば「ルナ」という名がついている馬は結構いる。

また、今までは困ったら「ニシノ」の馬を指名すればよかったところ、今回から新しく指名しやすい冠名を持つ馬主が現れた。ABCマートの創業者である三木正浩さんである。牝馬に「エリカ」の冠名を付けるうえに、ノーザンファームとのパイプも持っているという注目株。競合する可能性も高いうえに、馬主初年度から活躍馬を持つのは簡単ではないと思うが、それでも指名する価値はありそう。

セレンディピティ ~羽田盃の予想~

世の中には、偶然素敵な出来事に遭遇することがある。それを「セレンディピティ」という。

「偶然」とあることから、なにが素敵な出来事に結びつくか、わからない。セレンディピティといわれるものでも、失敗から生まれたものもある。

すなわち、素敵な出会いを逃さない行動がセレンディピティでは重要であり、その意味では「偶然」だけではなく「必然」とも呼べるものなのかもしれない。

 

昔のスポーツ新聞の記事にあった気がするだけなので、間違っていたら申し訳ない。馬主である山口夫妻は「偶然運命的な出会いをしたと感じた」から、ハイエストデイの2005にセレンディピティという意味で「セレン」と名付けたと記憶している。

確かに、山口夫妻とセレンの出会いは「偶然素敵な出来事」だったのかもしれない。

素敵な出来事の一つは、もちろんセレンが南関東で活躍したこと。

そしてもう一つは、セレンと同じ牧場の生まれ、同じ馬主、さらに言えば、所属厩舎(佐藤賢二厩舎)も主戦騎手(石崎隆之騎手)も同じだったチャームアスリープという南関東牝馬クラシック三冠馬がいたことだろう(改めて成績を見たらチャームアスリープ石崎隆之騎手はほとんど乗っていませんでした。主戦は内田博幸騎手です。訂正いたします)。

その縁で、セレンとチャームアスリープの種付けがなされることとなった。

 

セレンはあくまでも南関東で活躍した馬であり、他のJRAや海外で活躍し、種牡馬となった馬に比べたら、どうしても種牡馬としての人気は劣る。産駒は全世代合わせて6頭しかいない。

チャームアスリープは若くして亡くなってしまった。

そんなセレンとチャームアスリープの配合で生まれたのがブラヴールである。ブラヴールはチャームアスリープ最後の産駒でもある。

生産者の想い。馬主の想い。夢と期待を背負い、ブラヴールは両親と同じ佐藤賢二厩舎に入った。

そこからの活躍は記す必要もないくらい、知られるところとなった。クラシックトライアル、京浜盃と連勝し、南関東クラシックの中心となる一頭になった。

強力なライバルはたくさんいる。

少頭数であるが、正直言って予想が難しいメンバーだ。それだけ力の差が少ないともいえる。

ならば、想いに託す。

考えてみたら、昨日の大井競馬、東京プリンセス賞は、東京プリンセス賞馬アスカリーブルの仔アクアリーブルが制した。最終レースはこれまた東京プリンセス賞ネフェルメモリーの仔ネフェルリリーが勝った。

今日、また、大井競馬で東京プリンセス賞馬の仔が勝つ。

それはもう、偶然ではなく、必然だ。

 

 

馬券的には外枠ティーズダンクを絡めると面白いと思います。

ファンシーアップの前走なんて強いのがばれてしまいましたし、グリーンロードのクラウンカップも試走でしたからね。こういう強い馬は狙いたいです。

あと、砂を入れ替えた大井の中距離ならRobertoの血を持っているのが強いでしょうから、ヴァケーションも見限れません。

ゴールドホイヤーもや山崎誠士なら押さえておかないといけませんしね。

でも、今回はブラヴールにします。

 

そんなところで。

憧れのプリンセスへ ~東京プリンセス賞の予想~

2年前の東京プリンセス賞。一人のプリンセスが、大井競馬場を訪れた。その名は菅井友香

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菅井様は競馬ブック

プリンセスが東京プリンセス賞まで楽しんだかはわからないが、この楽しそうにしている姿を見れば、菅井様が本当に馬好きだというのはわかる。

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もういない騎手の騎乗フォームについてはノーコメントでお願いします

そんな菅井様がチャプチェ…じゃなかったキャプテンを務めるグループは、いろいろあるけれど頑張っている。菅井グループならぬ、スカイグルーヴという馬は、日曜日重賞のフローラSで一番人気になりながら飛んだ。

これが言いたかっただけなのか何なのか、ひどいまくらだ。

 

本題の東京プリンセス賞に戻しましょう。

 

2年前は菅井様もいらっしゃったけど、今年は無観客での開催。寂しいけれど、今の状況では競馬が続いているだけでも感謝しなければ。

1冠目桜花賞は、断トツの人気だったレイチェルウーズが敗れ、アクアリーブルが勝利。勝ち方も渋く伸びてのもので、評価はできる。

ただ、本来東京プリンセス賞は、特殊なコースである桜花賞で不利があった馬を条件替わりで狙いたいレースである。

となると、ミナミンか。前走桜花賞は、浦和1600mでは致命的ともいえる大外枠。下げて内に入れて上がって行ってのレースをしなければならなかったので、この着順もしょうがない。

一度叩かれて状態はアップ。鎌倉記念で牡馬相手に互角に渡り合った末脚は魅力的。気性、脚質面から大井の外回りは大歓迎。

まとめて差し切ってほしい。

「ミナミン」といったら乃木坂46梅澤美波さん。まあ、なのださんがみなみん好きだからミナミンを本命にしているという噂もありますけどね…。

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ばっちりOKマークを出すような勝利を期待したいです

 

もちろん、桜花賞を勝ったアクアリーブルが相手。前述のように、勝ち方も決して浦和だったからというものではない。チークピーシーズの効果もあってか、走りもよくなってきた。

母は東京プリンセス賞含め南関東2冠馬となったアスカリーブル。こちらは母が飛鳥ちゃんか。ともかく、母娘での東京プリンセス賞制覇も見たい。

関東地方は今夜、飛鳥ちゃんとみなみんが出演する「映像研には手を出すな!」の放映がありますね。忘れずに見ないと。

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贔屓目なしに面白いドラマなので、見ていない方は今夜からでも見ましょう

 

砂を入れ替えた今開催の大井競馬。雨の影響もあってか、初日は逃げの持ちが良かった。そう考えると、展開からはテーオーブルベリーも有力に。

桜花賞は離れた2番手からレースを進め、2着に粘る。距離伸びていいタイプではないが、実績を含めて軽視はできない。

 

そのテーオーブルベリーの近くにつけられそうなカラースキーム。

桃花賞ではアクアリーブルを相手に快勝。桜花賞には出ずにここを目標に調整してきたのは狙ってのもの。

王道組ではないかもしれないが、ここでも。

 

ずっと追いかけている馬であるルイドフィーネも。

姉は戸塚記念などを勝った名牝ナターレという良血。完成は先かもしれないが、素質は上位。東京プリンセス賞では負けてしまった姉の借りを返す。

 

穴ならばミリミリ。

牝馬クラシック路線ではなく牡馬クラシックのレースに出走してきたローテは、東京プリンセス賞狙い。特にクラシックトライアルでは、後ろからだったとはいえ、上り3Fメンバー最速の脚を使い、ブラヴールと0.3秒差の4着と好走。

前走チューリップ賞を勝ち、連勝の期待も。

 

桜花賞まで無敗だったレイチェルウーズ。正直桜花賞の内容は、マークされていたとは言っても物足りなかった。

ここに来て成長力に疑問符はつくが、それでも押さえておく必要はある。

再び「清宮レイチェルウーズ」と自信を持って言えるように、復活してもらいたいんだけど。

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レイパンチくらいの破壊力が戻れば

 

他にも狙いたい馬がいるけれど、買い目が多くなるのでやむを得ず。

そんなところです。

ミナミンもみなみんもプリンセスになりますように。

Stay home ~お家で競馬の参考に~

本来なら「やった~、ゴールデンウイークだ!!」なんてはしゃいでいた人も多いでしょう、この時期。しかし、コロナ禍でお家にいないと。この我慢が、きっと未来のためになる。

さてお家で何しましょ、となったら、競馬を楽しみましょう、というのが乃木坂競馬部部長の提案。BSでグリーンチャンネルの無料放送も見られるし、ネット投票も15分くらいで登録して買うことができる。それどころか、買わなくったって楽しめる。

とは言っても、自分の頭で考えて予想するのが競馬の楽しみの一つ。その材料として、今回のブログを書いてみましょうか。

 

フローラステークス

◎スカイグルーヴ

エピファネイア×母父キングカメハメハは相性のいい配合。牝馬に限れば7頭デビューして6頭が勝利、内獲得賞金1000万円超が4頭、しかも1頭は桜花賞馬という、おそろしいほどの好相性。

圧巻のデビューを果たした新馬戦と同じ府中の芝2000mという舞台。再び圧勝して、本番へと駒を進めたい。

 

マイラーズカップ

◎インディチャンプ

「Stay home週間」だから、ステイゴールド産駒が活躍する。そういっていた人がいたら、福島牝馬Sで人気薄のステイゴールド産駒のリープフラウミルヒが2着に入って波乱の決着。

こちらは人気のステイゴールド産駒だけど、内枠から捌けば。

 

と、両方とも人気馬の予想ではつまらないとおっしゃるでしょう。

なので、穴っぽいところもご紹介。

 

フローラステークス

エレヴァテッツァ、ウィスパリンホープ

府中の開幕週なんだから、府中向きの脚を使えそうな馬を買うべき。

エレヴァテッツァは手前の関係上左回りの方がいいと思われる。血統的にも父ディープインパクト×母父トニービンなんて、いかにも府中向き。

ウィスパリンホープも府中替わりでよくなりそう。鞍上が替わるも、昆厩舎で横山典弘ならむしろプラスと考えるべき。

 

マイラーズカップ

ヴァルディゼール

淀の芝マイル戦というのは、直線を上手に使った馬が勝つというのが昔から。坂を上手に利用してあたかも直線を500mにするか、上手にさばいてショートカットするか、手段はあるけれど。

そういうわけで、淀のマイル巧者というのは存在する。

そこでヴァルディゼール。京都芝マイルは3戦3勝。

ロードカナロア×ハーツクライも好相性の配合。しかもアーモンドアイと同じSex Appealの牝系。

 

こんなところです。

高知ファイナルまでお家で競馬を楽しみましょう。