46度の坂を駆け上がれ

乃木坂競馬部非公認公式ブログ 乃木坂46や競馬のことなどを緩く語るブログ 4ハロンの坂を46秒で駆け上がれ

10月10日に出走する乃木坂競馬部POG指名馬紹介

10月10日。この日を未だに体育の日だと思ってしまうのは、おっさんの証でしょうか。
前回の東京オリンピックが開幕したのが10月10日だから、体育の日。
今年、コロナ禍の中で開催された東京オリンピック。思うところはいろいろとあるでしょうが、選手たちの頑張りには敬意を表したいです。
そんな年の、10月10日。馬が駆け抜けます。毎年のことですけど()

硬い前書きは置いといて、10日に出走する乃木坂競馬部POG指名馬の紹介へと行きましょう。

 

阪神2R 2歳未勝利 ダート1400m(10:35)

このレースには⑧タマモワカムシャが出走する。
新馬は調教の割に走らず中団下がって8着。新馬でレースに集中できていない感じも受けた。
一度使って距離短縮。集中できれば調教のようないい走りができるはず。

 

阪神3R 2歳未勝利 芝1600m(11:05発走)

このレースには④ラクスパラディ―が出走する。
3戦とも一番人気で惜敗。新馬、2戦目は仕方がない部分はあったが、3戦目は案外。
とはいえ0秒2差の3着であり、少々強行で使った分の感はある。
今回短期放牧を挟んでリフレッシュ。
厩舎に戻ってからは乗りこまれており、ここで決めたい。

 

東京3R 2歳未勝利 芝2000m(11:15発走)

このレースには⑥メトセラ、⑧レッドランメルト、⑪コリエンテスが出走する。

メトセラ新馬は、前を行ったレディバランタインをかわすことができず、逆にメトセラより後ろにいた馬にかわされ、5着。それだけ見ると、物足りないようにも思える。
ただ、血統的には一度使われてから。
開幕週の府中なら先行してそのままというシーンも。

国枝厩舎ということもあるけど、新馬は仕上げきっていなかったレッドランメルト。
中間はじっくりと馬なりで量を乗りこんで調整。
新馬を一度使っての国枝厩舎。ここから素質全開で駆け上がる。

POGではサウジアラビアRCを勝ったコマンドラインと人気を分け合うくらいだったコリエンテス。新馬のときは、馬場悪化を懸念して回避をしたり、抽選漏れであったりで、思うような調整ができなかった。
今回は目標通りにしっかりと調整できた。
堀厩舎といったらのクロス鼻革を着用予定。
期待の素質馬が巻き返す。

 

東京4R メイクデビュー池袋東京 芝1600m(11:45発走)

このレースには②ラスール、④ファムスパーブ、⑩グランプレジールが出走する。

シャケトラの妹であるラスール。追い切りの全体時計は平凡も、馬なりでじっくりと乗りこまれてきた。
この時期から走る感じの血統ではないが、将来性はありそう。

快速Your Hostess牝系の出であるファムスパーブ。
負荷をかけて追い切るとすくむようで、ダートやポリトラック中心での調整という不安はある。
ただ、陣営も素質を感じているようで、厩舎の看板馬アルクトスと併せているように、期待は大きい。
状態さえよければあっさりも。

重賞3勝馬バウンスシャッセの仔であるグランプレジール。
厩舎のオープン馬ブレステイキングやサトノソルタスと併せることで鍛えられ、食らいつくぐらいになった。
父モーリスを考えれば、府中芝マイルはいかにも合いそうなコース。
新馬から良血ぶりを見せつける。

 

新潟5R メイクデビュー新潟 芝1600m(12:15発走)

このレースには⑪レイフルと⑭グランデレジーナが出走する。

現在一番活気のある「レイ」一族のレイフル。
なかなか大きくならないという話を聞いていたが、なるほどという馬体。
どうしても追い切りも軽くなってしまう。
とはいえ、よく言えば軽やかな動きを見せる。
レイ一族の名にかけて、好走したい。

グランデレジーナもグランデマーレなどきょうだいが良く走る一族。
最終追い切りはびっしりと追われて追走併入。時計も水準級のものが出た。
新馬から走る血統。初戦から。

 

阪神5R メイクデビュー阪神 芝1800m(12:25発走)

このレースには⑥ブラックシールド、⑦メイショウホーコン、⑩フォーブスが出走する。

ブラックシールドは祖母がドバイマジェスティ、すなわち近親にアルアインやシャフリヤールがいる良血馬。
最終追い切りではまだまだ幼い面も見せていたが、馬体等を見ると成長すれば楽しみな感じを受ける。
気性がいい方向に向けば、初戦から。

京都大賞典日経新春杯などを勝ったメイショウベルーガ産駒であるメイショウホーコン。
8月から乗りこまれており、調教の量は十分。
血統的なものかまだもっさりとしているが、顔はとてもかわいらしい。
レースに行って、スイッチが入れば。

名門千代田牧場の飯田社長が1歳時に走りを見て「ゾクゾクする」といったフォーブス。
ディープインパクト×母父Tapitはグランアレグリアやアルーシャなどを出したニックス配合(Best to Bestなだけとも言えるが)。
1週前追い切りはCW6F81秒4の好時計で古馬を煽る走りぶり。
そして最終追い切りではゆったりとしたストライドであっという間に追い切りパートナーを突き放す内容。終始抑え気味であっただけに、しっかりと走らせたらどうなるのだろう、と思わせた。
ゾクゾクする走りを見せてもらいたい。

 

東京5R メイクデビュー東京 芝2000m(12:35発走)

このレースには③ファイナルアンサー、⑥バンブリッジ、⑦ディサイド、⑩チェルノボーグが出走する。

ファイナルアンサーは近親にBCフィリー&メアスプリントなどアメリカで14勝をあげた快速牝馬Informed Decisionがいる良血馬。
まだ非力な感じはするが、最終追い切りでルメールが乗って手応えを確認。追い切りパートナーでよく見えたレッドゲイルはしっかりと新馬を勝っていることから、ファイナルアンサー自身も悪くはないはず。
レッドゲイルの続いての勝利を期待。

名門薔薇一族の出身であるバンブリッジ。
じっくり乗りこまれ、1週間前追い切りは好内容。
最終追い切りもしっかりと先着し、上り1Fを11秒8でまとめており、素質があるところを見せている。
薔薇一族は堅実も勝ち味に遅いところがあるので、早めに勝っておきたい。

ディープインパクト×母ラヴェリータの夢の配合であるディサイド。これまで全きょうだいは南関東のA2下の長距離戦で追い込んで4、5着ばかりのワンフォーオールくらいしか活躍馬がおらず、少々意外な結果。
ただ、ノースヒルズが編み出したディープインパクト×Unbridled's Songのニックスであり、そして母の能力を考えれば、そろそろ活躍馬が出てもおかしくない。
追い切りはラスト1Fこそ平凡も、全体時計は悪くない。
好走を期待したい。

今年の社台ファームの一番馬とも言われているチェルノボーグ。全兄ギベオンと同じ、いやそれ以上との評価もされている。
乗りこまれて調教では先着。
福永騎手×藤原英厩舎の新馬ゴールデンコンビでしっかりと勝ちたい。