46度の坂を駆け上がれ

乃木坂競馬部非公認公式ブログ 乃木坂46や競馬のことなどを緩く語るブログ 4ハロンの坂を46秒で駆け上がれ

10月31日の未勝利戦に出走する乃木坂競馬部POG指名馬紹介

10月31日は衆議院議員選挙も行われますね。
勝馬投票券の投票も重要ですが、選挙の投票も重要です。
忘れずに投票しましょう。

出走頭数が増えてくると、ひとつのブログにまとめたら時間がかかるし、ということで、分けて書きます。
こちらは未勝利戦に出走するお馬さんについて。

 

阪神1R 2歳未勝利 ダート1800m(9:55発走)

このレースには⑥テーオークレールと⑦ディサイドが出走する。

ダート替わりで先行力を活かして3着に粘ったテーオークレール
今回再びハナを切れそうなメンバー構成。
追い切りの動きもだいぶ良くなってきたようで、粘りこめれば勝機も見える。

芝では置かれ気味となってしまったディサイド。
母が得意としていたダートに矛先を変えてみた。
言わずもがなの良血馬。変わり身を見せてくれれば。

 

阪神2R 2歳未勝利 ダート1200m(10:20発走)

このレースには④ミギーフェイスが出走する。
前走はガーっといってしまいバテた形となってしまったミギーフェイス。
あえての連闘に距離短縮、しかもブリンカーを着用して最後まで持たせる作戦に出た。
ハマって粘れれば。

 

阪神3R 2歳未勝利 芝2000m(10:50発走)

このレースには⑧ショウナンアデイブが出走する。
言わずと知れた5億円超えホース。まだ身体ができていないように思えたデビュー戦でも、スタートで遅れながら道中長く脚を使って2着。能力の一端を見せた。
短期放牧を挟まずに続戦ということは、状態がいい証拠。
評判に違わぬ力を見せて勝ち上がりたい。

 

東京3R 2歳未勝利 芝2000m(11:00発走)

このレースには⑩チャレンジャーが出走する。
新馬は先行しながら伸びずに10着だったチャレンジャー。
シルクで募集時から歩様に脚元の不安が出ていたように、現状では強く追うにしても坂路でのみ。
府中のコース自体は悪くないと思えるので、あとは能力を発揮できれば。

 

アルテミスステークスに出走する乃木坂競馬部POG指名馬紹介

アルテミスステークスには乃木坂競馬部POGから6頭と大挙出走。
府中の芝マイルで牝馬戦と、能力が問われてクラシックにも結びつきやすい条件でもあるので、近年評判馬の出走が目立ちます。
今年も評判馬が多数出走。どのようなレースになるのか楽しみです。

乃木坂競馬部POGからは①シゲルイワイザケ、②ベルクレスタ、⑥フォラブリューテ、⑨ロムネヤ、⑩シンシアウィッシュ、⑪ミントが出走。
それぞれ紹介していきましょう。

コーディアルの全妹であるシゲルイワイザケ。前走はペースもあって前を捕らえられなかった感。
終い重視の追い切り。
府中替わりで。

新馬はのちに新潟2歳ステークスを勝つセリフォスの2着だったベルクレスタ。2戦目でしっかりと勝ち上がった。
新馬、未勝利ともに上り3F最速の脚はいかにも府中向き。
1週間前追い切りで栗東坂路51秒1を出しているように、さらに力を付けた印象。
ドゥラメンテ産駒は先週G1勝利。その流れで。

ブルーメンブラット譲りの末脚を繰り出して新馬を圧勝したフォラブリューテ。新潟だったとはいえ、終いまで伸びる脚は見事なものだった。
中間今回騎乗するルメール騎手が乗って感触を確認。最終追い切り美浦坂路で53秒5-12秒2なら仕上がったといえる。
良血馬が差し切る。

新馬は中山で逃げ切ったロムネヤ。2着馬には詰め寄られたが、3着以下は離しており、むしろ粘り腰に目が向いた。
レース内容からは逃げなくても良さそう。
流れに合わせて走れる強み。

現3勝クラスのマリーナの全妹であるシンシアウィッシュ。新馬はスローペースを折り合って直線突き抜けた。
ディープ×母父Galileoはニックスともいえる配合。ディープ系でもそうなるかはわからないが、合わないわけではなさそう。
1週間前追い切りで今回騎乗する武豊騎手を乗せてCW80秒4の猛稽古。
キズナノースヒルズ武豊の並びはやはりいいもの。

スタートもっさりも、直線真一文字に突き抜けたミント。まだ緩さを残していながらの圧勝劇に「強い」という感想を抱いた。
前走も調教ではあまり動かなかったことから、レース向きの実戦派。
一度使って良くなりそうな馬体だっただけに、ここは楽しみ。

10月30日(土)に出走する乃木坂競馬部POG指名馬の紹介①

アルテミスステークスに出走する指名馬が多いので、分割してご案内します。
こちらはアルテミスステークス以外に出走する指名馬紹介。

 

東京1R 2歳未勝利 ダート1600m(10:15発走)

このレースには③ゼファラスが出走する。
新馬は身体ができていなかったこともあってか、直線でもたれるようなしぐさも見せて大敗。
間をあけての調整。
今回はブリンカーを着用し、ダート替わり。
牝馬三冠のChris Evert牝系で母方の血統を考えればダート替わりも悪くないはず。

 

阪神2R 2歳未勝利 芝1600m(10:35発走)

このレースには①プルサティーラが出走する。
前走は上り3F最速の脚を使って2着。
短期放牧を挟み、坂路で乗りこんでの調整。
ここで勝ちあがりたい。

 

阪神4R メイクデビュー阪神 ダート1800m(11:35発走)

このレースには⑬シゲルプレミアムが出走する。
近親にファルブラヴがいる血統。
入厩からじっくりと乗りこまれてここへ。
血統的にはダート?という感じもするが、追い切りではむしろ渋とさを見せているようで、意外とハマる可能性も。

 

阪神5R メイクデビュー阪神 芝2000m(12:25発走)

このレースには②レッドバリエンテが出走する。
母は南米最大のレースラテンアメリカ大賞を勝ち、チリの年度代表馬にも輝いた名牝。
ディープ×南米の名牝は一時期流行った配合で、サトノダイヤモンドなど名馬も輩出している。
1週間前追いは騎乗する川田を背にしっかりと追われ、最終追い切りは軽めに。騎手が乗ってとはいえラスト1F11秒台でまとめているのは能力の証。
初戦から。

 

東京5R メイクデビュー東京 芝1600m(12:35発走)

このレースには⑦ジュエルラビシアが出走する。
レッドバリエンテの母がチリの名牝なら、こちらはアルゼンチンの名牝。これまでディープインパクトとの産駒は思いの外走っていないが、複数回種付けしているということは、期待している証拠。
藤沢和厩舎らしい馬なり調整で、最終追い切りは芝とはいえ軽やかな動きを見せた。
ルメール配置で確勝を期す。

 

阪神9R 萩ステークス

このレースには④キラーアビリティと⑤ダノンスコーピオンが出走する。

新馬が案外だったキラーアビリティだったが、2戦目で大きな変わり身。大外をぐるっと回し、突き抜けての圧勝。特にラスト1F10秒8は小倉競馬場ではお目にかからないような破格の時計。
デビュー前に「スピードがある」と言われ続けた素質馬。
再度驚異的な脚を見せつけて圧勝したい。

スタートはもっさり、直線でも抜け出されてもう駄目かと思ったところから差し切ったダノンスコーピオン。ラスト1Fぐっと伸びた脚は本物。
2週間前にCWでびっしり追って6F81秒6、1週間前は感触を確かめて6F80秒8と、いずれも好時計をマーク。
スピード能力と前走で見せた勝負根性で王者への道を突き進みたい。

10月24日(日)にデビューする乃木坂競馬部POG指名馬紹介

日曜日はここ数週早朝からセミナーに参加していまして、なかなかブログを書く時間がありません。申し訳ございません。
自分の時間管理の甘さ故ですね。前日飲まなければ時間がとれるのでは、と言いたそうですね、はい、そうですね。御多分に漏れず、昨日飲んでいました()

デビューする馬ならレース時間も12時以降だし、頭数も少ないので書けるかな、ということで、デビューする馬限定で書きます。

東京5R
④エリカコレクト
先週勝ったエリカヴィータと同じような時期に入厩。同じような調整過程。
入念に乗りこまれ、追い切りの時計も水準以上。
エリカヴィータに続いての勝利を期待。

⑫ピンキーウィンキー
ニュージーランドトロフィー4歳Sを勝ったシェイクハンドの孫。当時の馬齢表記だと4歳なんですよ。競馬場も府中だったんですよ。某ゲームだとシェイクハンドがなぜか強くて、NHKマイルC最大のライバルとして出てきます()
それはさておき、ディープ系×クロフネ肌というお得意のパターン。
美浦の坂路で全体53秒台、ラスト1F12秒台を複数マークしているのなら、水準以上のレベル。
乗りこみ量も豊富で、初戦から。

 

阪神5R
①アルファヒディ
説明不要のドバイマジェスティの仔。アルアイン、ダノンマジェスティ、シャフリヤールと、牡馬なら活躍が約束されたかのような血統。
入厩して重かったからなのか一杯で追われることも多かったが、徐々に動きも良化。最終追い切りもびっしり追って、態勢は整ったと言える。

⑦リアド
ディープインパクトで母父Tiznow、友道厩舎という文字を見れば、走るでしょと言いたくなる。
近藤利一氏最後の高額落札馬。と思ったら、近藤氏が亡くなり、最後まで競りで争っていた方に給付(?)されたようで()
最終追い切りは芝とはいえ軽やかな動きを披露。
素質を見せつけたい。

10月17日に出走する乃木坂競馬部POG指名馬の紹介

おはようございます。
時間もないのでサクッと。

 

阪神1R
ヴァレッタカズマ
新馬は芝で2着。
ミッキーアイルは現状芝ダート兼用種牡馬のイメージ。そこに母父Giant’t Causewayならダート替わりも大丈夫。
新馬で見せたスピードで。

 

新潟2R
⑪コスモプルエパ
新馬の内容を考えると、ここ2走はやや不満。
前走を見る限り、距離短縮は好材料
改めて。

 

東京2R
ティーガーデン
新馬5着はいろいろと試した感。
そこから間をあけての調整。
しっかりと南Wで追われているのなら、新馬以上に良化。

 

新潟3R
⑩ブラカー
2戦を見る限り、切れ味に欠ける印象。
追い切りの時計は詰めており、馬場悪化がいい方向に向けば。

 

東京3R
フォーグッド
新馬はスタートで外にふくれ、直線でももたれ気味で追いにくいところがあった。
ブリンカー着用で改善されれば。

 

新潟5R
⑭アルドゥエンナ
父の母系はダイナアクトレス、母の母系はシーザリオ。社台グループの一時代を築いたヒロインたちが名を連ねる。
除外があってデビューが伸びたが、むしろ追い切りを重ねることができたので、良かったのではないか。
初戦から動けそう。

 

阪神5R

⑤クロステック
名牝サプレザの仔。兄にサトノインプレッサ
ロードカナロアが父になることで、Mr. ProspectorインブリードとNureyev≒Sadler’sWellsのニアリークロスが成立。中距離向きのスピード馬、という姿が思い浮かぶ。
1週間前追い切りでびっしりと追われて好時計をマーク。最終追い切りは遅れたものの、フォームのチェックをした感じでのものだった。
素質はありそう。

⑬ショウナンナージャ
エピファネイア×母父キングカメハメハというお馴染みのニックス配合。
一週間前にびっしりと追われ、直前は軽めの調整。それでもスピード感はあった。
初戦から。

10月16日に出走する乃木坂競馬部POG指名馬の紹介

おはようございます。
1Rも近いので、サクッと紹介しますね。

 

東京1R 2歳未勝利 ダート1600m(10:15発走)

このレースには⑥リバーサルバレットが出走する。
前走はマイペースで逃げるも3着。距離短縮で改めて。

 

阪神3R 2歳未勝利 芝2000m(11:05発走)

このレースには①スパイダーバローズと⑤フェニックスループが出走する。

新馬は出遅れて3着だったスパイダーバローズ。
最終追い切りCWで6F81秒7-1F11秒8は優秀で、やはり血統通り素質はある。
最内枠なので、スタートを決めて勝ち上がりたい。

新馬は中団からじりっと伸びて6着だったフェニックスループ
この内容なら距離延長は向きそう。
前走後間をあけて入念な乗りこみ。
キンカメ×桜花賞馬という良血にかけて、好走したい。

 

東京3R メイクデビュー東京 芝1600m(11:15発走)

このレースには⑫エリカヴィータが出走する。
近親にキンシャサノキセキがいる良血。
これまでキンカメ×母父フジキセキは意外なほどに走る馬が少なかったが、さすがに走る馬が出てもおかしくない頃。
最終追い切りは3頭併せの真ん中で脚取り軽やかに先着。時計も水準以上。
新馬に取りこぼしのありそうな血統・厩舎ではあるが、最有力なのは間違いない。

ちなみに、この新馬には部長の一口出資馬であるパルタージュも出る模様。

 

阪神5R メイクデビュー阪神 芝1800m(12:25発走)

このレースには⑬ゲーテが出走する。
兄に仏2000ギニー勝ち馬Style Vendomeがいる血統。
追い切りでは、追ってからは渋いものの、柔らかくも力強い走りを見せていた。
初戦からブリンカー着用し、勝負。

 

東京5R メイクデビュー東京 芝1800m(12:35発走)

このレースには⑥エピファニー、⑧ライラック、⑪サンセットクラウドが出走する。

シルクでの募集時に絶賛されていたエピファニー
育成時に繋靱帯に疲れを見せて軽めのトレーニングだった時があるが、この時期にデビューできた。
中間サトノウィザードと併せるなど、期待は大きい様子。最終追い切りは抑えてのもので、追えば弾けそうな手応え。
脚元さえ無事なら。

ライラックオルフェーヴル産駒だけど、ラッキーライラックとは関係ない血統であるが、名門スカーレットインク系、半兄にブラックホールがいるという良血。母ヴィーヴァブーケはステイゴールド系と相性が良い。
追い切りでは大きく先着。軽やかでスーッと行くスピードを見せた。
初戦から動ける態勢。

三冠馬コントレイルの全弟であるサンセットクラウド
1週間前追い切りでは遅れたものの、相手がカイザーノヴァといった古馬相手ではやむなしか。時計自体は悪いものではなかった。
まだ緩さがあり安定しないが、時折見せるぐっと沈む感じのフォームはやはり素質を感じる。
兄に続けるか。

 

阪神9R 紫菊賞 芝1800m(14:25発走)

このレースには⑦シュンメキラリが出走する。
九州産限定だったとはいえ、スピードの違いで圧勝した新馬を思えば、この2戦の内容は物足りない。
今回1勝クラスとはいえ、7頭立てでうち4頭が連闘の未勝利馬。
母母オレンジピールという九州産とは思えぬ良血。
7頭立てでの大外枠なら二の脚を使って前に行きたい同馬にとって、むしろ好都合。
九州産の意地を見せたい。

10月10日に出走する乃木坂競馬部POG指名馬紹介

10月10日。この日を未だに体育の日だと思ってしまうのは、おっさんの証でしょうか。
前回の東京オリンピックが開幕したのが10月10日だから、体育の日。
今年、コロナ禍の中で開催された東京オリンピック。思うところはいろいろとあるでしょうが、選手たちの頑張りには敬意を表したいです。
そんな年の、10月10日。馬が駆け抜けます。毎年のことですけど()

硬い前書きは置いといて、10日に出走する乃木坂競馬部POG指名馬の紹介へと行きましょう。

 

阪神2R 2歳未勝利 ダート1400m(10:35)

このレースには⑧タマモワカムシャが出走する。
新馬は調教の割に走らず中団下がって8着。新馬でレースに集中できていない感じも受けた。
一度使って距離短縮。集中できれば調教のようないい走りができるはず。

 

阪神3R 2歳未勝利 芝1600m(11:05発走)

このレースには④ラクスパラディ―が出走する。
3戦とも一番人気で惜敗。新馬、2戦目は仕方がない部分はあったが、3戦目は案外。
とはいえ0秒2差の3着であり、少々強行で使った分の感はある。
今回短期放牧を挟んでリフレッシュ。
厩舎に戻ってからは乗りこまれており、ここで決めたい。

 

東京3R 2歳未勝利 芝2000m(11:15発走)

このレースには⑥メトセラ、⑧レッドランメルト、⑪コリエンテスが出走する。

メトセラ新馬は、前を行ったレディバランタインをかわすことができず、逆にメトセラより後ろにいた馬にかわされ、5着。それだけ見ると、物足りないようにも思える。
ただ、血統的には一度使われてから。
開幕週の府中なら先行してそのままというシーンも。

国枝厩舎ということもあるけど、新馬は仕上げきっていなかったレッドランメルト。
中間はじっくりと馬なりで量を乗りこんで調整。
新馬を一度使っての国枝厩舎。ここから素質全開で駆け上がる。

POGではサウジアラビアRCを勝ったコマンドラインと人気を分け合うくらいだったコリエンテス。新馬のときは、馬場悪化を懸念して回避をしたり、抽選漏れであったりで、思うような調整ができなかった。
今回は目標通りにしっかりと調整できた。
堀厩舎といったらのクロス鼻革を着用予定。
期待の素質馬が巻き返す。

 

東京4R メイクデビュー池袋東京 芝1600m(11:45発走)

このレースには②ラスール、④ファムスパーブ、⑩グランプレジールが出走する。

シャケトラの妹であるラスール。追い切りの全体時計は平凡も、馬なりでじっくりと乗りこまれてきた。
この時期から走る感じの血統ではないが、将来性はありそう。

快速Your Hostess牝系の出であるファムスパーブ。
負荷をかけて追い切るとすくむようで、ダートやポリトラック中心での調整という不安はある。
ただ、陣営も素質を感じているようで、厩舎の看板馬アルクトスと併せているように、期待は大きい。
状態さえよければあっさりも。

重賞3勝馬バウンスシャッセの仔であるグランプレジール。
厩舎のオープン馬ブレステイキングやサトノソルタスと併せることで鍛えられ、食らいつくぐらいになった。
父モーリスを考えれば、府中芝マイルはいかにも合いそうなコース。
新馬から良血ぶりを見せつける。

 

新潟5R メイクデビュー新潟 芝1600m(12:15発走)

このレースには⑪レイフルと⑭グランデレジーナが出走する。

現在一番活気のある「レイ」一族のレイフル。
なかなか大きくならないという話を聞いていたが、なるほどという馬体。
どうしても追い切りも軽くなってしまう。
とはいえ、よく言えば軽やかな動きを見せる。
レイ一族の名にかけて、好走したい。

グランデレジーナもグランデマーレなどきょうだいが良く走る一族。
最終追い切りはびっしりと追われて追走併入。時計も水準級のものが出た。
新馬から走る血統。初戦から。

 

阪神5R メイクデビュー阪神 芝1800m(12:25発走)

このレースには⑥ブラックシールド、⑦メイショウホーコン、⑩フォーブスが出走する。

ブラックシールドは祖母がドバイマジェスティ、すなわち近親にアルアインやシャフリヤールがいる良血馬。
最終追い切りではまだまだ幼い面も見せていたが、馬体等を見ると成長すれば楽しみな感じを受ける。
気性がいい方向に向けば、初戦から。

京都大賞典日経新春杯などを勝ったメイショウベルーガ産駒であるメイショウホーコン。
8月から乗りこまれており、調教の量は十分。
血統的なものかまだもっさりとしているが、顔はとてもかわいらしい。
レースに行って、スイッチが入れば。

名門千代田牧場の飯田社長が1歳時に走りを見て「ゾクゾクする」といったフォーブス。
ディープインパクト×母父Tapitはグランアレグリアやアルーシャなどを出したニックス配合(Best to Bestなだけとも言えるが)。
1週前追い切りはCW6F81秒4の好時計で古馬を煽る走りぶり。
そして最終追い切りではゆったりとしたストライドであっという間に追い切りパートナーを突き放す内容。終始抑え気味であっただけに、しっかりと走らせたらどうなるのだろう、と思わせた。
ゾクゾクする走りを見せてもらいたい。

 

東京5R メイクデビュー東京 芝2000m(12:35発走)

このレースには③ファイナルアンサー、⑥バンブリッジ、⑦ディサイド、⑩チェルノボーグが出走する。

ファイナルアンサーは近親にBCフィリー&メアスプリントなどアメリカで14勝をあげた快速牝馬Informed Decisionがいる良血馬。
まだ非力な感じはするが、最終追い切りでルメールが乗って手応えを確認。追い切りパートナーでよく見えたレッドゲイルはしっかりと新馬を勝っていることから、ファイナルアンサー自身も悪くはないはず。
レッドゲイルの続いての勝利を期待。

名門薔薇一族の出身であるバンブリッジ。
じっくり乗りこまれ、1週間前追い切りは好内容。
最終追い切りもしっかりと先着し、上り1Fを11秒8でまとめており、素質があるところを見せている。
薔薇一族は堅実も勝ち味に遅いところがあるので、早めに勝っておきたい。

ディープインパクト×母ラヴェリータの夢の配合であるディサイド。これまで全きょうだいは南関東のA2下の長距離戦で追い込んで4、5着ばかりのワンフォーオールくらいしか活躍馬がおらず、少々意外な結果。
ただ、ノースヒルズが編み出したディープインパクト×Unbridled's Songのニックスであり、そして母の能力を考えれば、そろそろ活躍馬が出てもおかしくない。
追い切りはラスト1Fこそ平凡も、全体時計は悪くない。
好走を期待したい。

今年の社台ファームの一番馬とも言われているチェルノボーグ。全兄ギベオンと同じ、いやそれ以上との評価もされている。
乗りこまれて調教では先着。
福永騎手×藤原英厩舎の新馬ゴールデンコンビでしっかりと勝ちたい。