今週は、フローラSがある。
「フローラ」とは、ローマ神話に出てくる花と豊穣と春の女神のこと。すなわち、春のメロディーを奏でる女神のこと。
なんだ、乃木坂ちゃんのことではないか。
それは置いといて、「フローラ」と聞くと、思い出す馬がいる。
アグネスフローラ。母は優駿牝馬を勝ったアグネスレディー。自身は無敗で桜花賞を制し、優駿牝馬は2着。繁殖牝馬としては、東京優駿を制したアグネスフライト、無敗で皐月賞を制したアグネスタキオンを輩出した、日本競馬史に残る名牝だ。
そのアグネスレディー→アグネスフローラ→アグネスタキオン(アグネスフライト)の基となる牝馬を、イコマエイカンという。
イコマエイカン。私のパソコンで文字を入力し、変換したら、「生駒栄冠」となる。
4月22日。フローラSが行われる日。そして、乃木坂46の顔、生駒里奈の卒業ライブが行われる日。
乃木坂46がアグネスフローラのような名牝ばかりのグループになったのは、初期にセンターを務め、Againstに立ち向かっていた生駒ちゃんがいたから。そんな生駒ちゃんの栄冠があったから。
だから、フローラSは、イコマエイカンの血が入っている馬から買う。
ファストライフだ。
スーパーホーネットの仔で2000mが初だから、距離を不安視する声が多い。
しかし、前走を見る限りでは、中距離も大丈夫だと思える。まして、逃げ馬が少なくスローペースになりそうな今回なら、短距離適性も重要になろう。そして、左回りに替わるのは、明らかにプラスだ。
相手は、生駒ちゃんとともに「生生星」の一人として乃木坂を引っ張ってきた生ちゃんの出生地名でもあるデュッセルドルフ。
以下、スローペースになったフローラSでは抜群の成績を残すKingmamboの血が入っていて、馬場のいい内から強襲できそうなウスベニノキミ。
素質上位で、左回りでさらに走りやすくなるレッドベルローズ。
スタートに難があるも、素質と末脚は上位なサラキア。
外枠でもハービンジャー産駒のヴェロニカグレースとノームコア。
フローラS2着だったディアマイダーリンと血統構成が似ていて、内から前に行けそうなオスカールビーまで。
さあ、乃木坂46の生駒里奈、最後のライブだ。みんなで最高のライブにしてください。
そして、生駒栄冠よ、永遠に。