46度の坂を駆け上がれ

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二強対決というけれど

日中は多少汗ばむことはあるけど、夜になると風が涼しい。エアコンも設定温度を気にする以前につけないことも多くなった今日この頃。あぁ、秋になってきたんだなぁ。

気温に反し、競馬は夏の余熱とこれから始まるG1戦線で、あつくなる。そのトライアルが真っ盛りな9月。

今週の東西重賞は、オールカマー神戸新聞杯。世間では二強対決といわれている。

昔は「二強相見える」なんて聞いたらわくわくしたものだが、今回のはどうにも近日の夜風のように冷めている。理由はわかっている。あくまで今回の舞台での二強でしかないからだ。オールカマーは「中山2200」という特殊舞台での二強、神戸新聞杯は、本来菊花賞トライアルでありながら、サートゥルナーリアは本番に出ないことが表明されている(それも他の馬主のブログによってという形)中でのライバル対決となっているからだ。ストーリーとしては、なんだか面白みに欠ける。

そういうわけで、少頭数だし、淡々と予想する。

 

オールカマー

◎ウインブライト

中山2200はずっと緩やかなカーブを描いているかのようなコース形態から、基本的にラップが変わりにくいコースである。そんなコースで今回は逃げ馬がいない。加えて今回のメンバー構成だと、序盤は緩む→中盤から捲り合いのロングスパート合戦になりそう。同時に、馬場からすれば、ある程度前にいれば止まらない。

前で受けてロングスパート合戦にも耐えられるとなると、ウインブライトになる。稀代の中山巧者はノーザンテーストのクロスによる機動性からか。加えて中山なら凌げるパワーもある。やや外寄りの枠であるが、序盤で前目につけられれば。

レイデオロはリズムが崩れているのがどうにも気になる。もちろん緩んでの中距離は得意の舞台であるが、立て直しているか不安が残る。

むしろ妙味は捲り合いのだれか。ミッキースワローかクレッシェンドラヴか。ともに中山での捲りには自信あり。

 

神戸新聞杯

◎ヴェロックス

パワフルなサートゥルナーリアか小気味よいヴェロックスか。距離・コースを考えると、より適性があるのはヴェロックスだと思う。長くいい脚が使え、最後までしっかりと伸びる。爆発力ではサートゥルナーリアに劣るかもしれないが、同じ2400の東京優駿では差し返しており、距離面でのアドバンテージはある。

サートゥルナーリアは気性面がどうかのみ。東京優駿をどう見るか。独特な雰囲気に入れ込み出遅れた、それは東京優駿だからだ、と考えれば、同じ2400であってももう一度見直してもいい。ただ、シーザリオ牝系。徐々に出てきた気性の荒さは、どうしても気になる。勝つなら有無を言わさぬパワーで圧倒する場合か。

ワールドプレミアはどれだけ成長したか見せる一戦。勝負に出ないといけない立場。それがどちらに作用するか。

コースと展開でシフルマン。

レッドジェニアルはいいトライアルをしてもらいたい。馬体も含めて。

 

そんなところです。