トリプル馬単のキャリーオーバーが凄い額となっている大井競馬。
今日は帝王賞。いつも以上に買う人が増えるだろうから、どうなることやら。
そんな状態を生み出しているのが今の馬場。噛み合いそうで、ややずれる。前に寄せすぎてもいけないし、内に寄せすぎてもいけない。かといって、外がいいわけでもない。
とにかく総合考量。
では帝王賞の予想を。
◎モジアナフレイバー
○チュウワウィザード
▲オメガパフューム
△インティ
☆スーパーステション
他に三葉とかブラッシュとかノンコとか
競馬の予想というのは、本来徹底的に現実を追求しなければいけない。勝つためなら。
しかし、現実の追求にも限度がある。すべての事象を知ることは無理なのだから。
同時に、理想を求めなければいけないとも思う。競馬は「想い」がなければ成り立たない。夢を追わなければ続かない。
現実と理想の綱引き。
その狭間で悩み、信じる。
馬を、騎手を、そして自分を。
競馬予想は、ひとつの信仰だ。
だから、自分の理想を信じる。
久しぶりに南関東の生え抜きで楽しみな馬が現れた。モジアナフレイバー。抜群のセンスに魅力ある馬体。
課題をひとつひとつクリアしてきて、今回の大一番。
今の時点でどこまで通用するか。大井記念の内容からは、楽しみも感じる。
打倒JRA。そんな夢を見たっていいじゃないか。
不安が少ないのはチュウワウィザード。
右回りへの替わりはプラス。
今をときめくファンシミン牝系。
唯一の不安は最内枠も、後手に回らなければ。
オメガパフュームはレーンを確保しての参戦。東京大賞典と同じ舞台で斤量減は魅力。
ただ、レーンが大井の馬場にフィットできるか。いくら旋風を巻き起こしたといっても、ダートでは課題が残る。
トゥインクルになってから2000m以上のレースを経験したことのない馬は勝っていない。インティにはこのデータがのし掛かる。
番手も利くとはいえ、理想はスマートファルコンのようなラップでの逃げだが、実現できるか。
スーパーステションの東京大賞典は大健闘だった。逃げのラップも悪くない。
今回、インティが番手なんてことになれば、その上で自分でペースをつくれるならば、門別の意地が、夢が、見られるかもしれない。
3着候補ならたくさんいますね。どこまでやってくるか。
ただ、アポロケンタッキーはこの時期良くない馬。JRA勢のなかでは評価を下げたい。
帝王賞、大井の帝王がいればもっとよかったんですけどね。
そんなところです。