46度の坂を駆け上がれ

乃木坂競馬部非公認公式ブログ 乃木坂46や競馬のことなどを緩く語るブログ 4ハロンの坂を46秒で駆け上がれ

もし倒す馬を選ぶなら

それぞれの競馬場にダービーはある。すべて立派なダービーだ。

佐賀競馬なら九州ダービー栄城賞

栄城賞を勝つのは佐賀競馬の関係者にとって名誉なことだし、嬉しいものである。

今年、その栄冠に一番近いのはトゥルスウィーであろう。ル・プランタン賞、佐賀皐月賞ともに完勝。1800mになってよりパフォーマンスが上がったように、長い距離も大丈夫とも思える。

ただ、昨年人気の中心だったミスカゴシマでも負けた。何が起こるかわからないのがダービーだ。

あえて逆転できる馬を探す。

 

年始から注目していたのはムーンオブザボス。距離が伸びれば良くなると思っていた。

事実、佐賀若駒賞→ポーラスター→スターレットと三連勝。栄城賞も楽しみに思えた。

ただ、近走成績は不満。

大一番、どこまで戻せるか。

 

なら、トラースキック。佐賀弥生賞勝ち馬。

トゥルスウィーの隣という並びでマークしやすく、最後に差す底力もある。

 

もう一頭注目はプリマステラ。昨年栄城賞勝ち馬トップレベルと同じフリオーソ産駒。

馬体が小さいのは難点も、2000mというタフな距離ならフリオーソの血が活きる。

 

そんな感じです。

こちらもいいレースを期待したいです。

偉大な王、戴冠へ

ダービーデイというのはやはり雰囲気が異なる。
特に、昨年は無観客での開催だったのが、今年は少人数とはいえ観客が入っての開催。人々の想い、祈りが競馬場に充満することとなる。その想いや願いが、他のどのレースとも違う独特な雰囲気を作り出す。

 

1枠1番エフフォーリア。
共同通信杯のパフォーマンス。皐月賞の着差。それを見れば力は明らかに上位。無敗の二冠も想像するに難くない。
しかも、今の府中芝コースは例年ほど馬場バイアスがないとはいえ、今週からCコースとなっての最内。好枠といえよう。
ただ、難点があるとすれば、包まれること。特に、皐月賞以上にマークが厳しくなる今回は、上手に抜け出すことができるか。
まして、エフフォーリアの血統は父も祖父も母父も東京優駿2着馬。
そして、鞍上は今年で5年目の横山武史騎手。その父横山典弘騎手も騎手生活5年目の東京優駿は一番人気で2着(メジロライアン)。いくら親譲りの強心臓とはいえ、その親ですらメジロライアンで一番人気になったときはレースが終わるまでプレッシャーで無言だったという。
ひねくれ者としては、誰か倒せる馬はいないか、と探してしまう。

ならばということで、シャフリヤール。
共同通信杯ではエフフォーリアに負けての3着であったが、スローペースで前を捉えきれなかったのが敗因。少なくとも今年の東京優駿で同じようなペースにはならない。
前走毎日杯はレコード勝ち。でありながら、まだ伸び切っていないというのだから、素質はエフフォーリアを逆転できるだけのものがある。
皐月賞をパスして東京優駿へ直行のローテも、馬へのダメージ等を考えればむしろ好材料
「偉大な王」の名の通り、ここで王となる。

 

他の馬について。
枠の並びを見て、いいなと思ったのがヴィクティファルス。最有力馬エフフォーリアの後ろにつけることができる。鞍上もこういうマークをさせたら上手な池添謙一騎手。差し切るにはやや足りないかもしれないが、共同通信杯2着を考えると、複勝圏内には十分入る。

皐月賞で外からやってきて東京優駿につながりそうなレースをした5着~7着馬。
ヨーホーレイク、ディープモンスターは血統的にダービーで来るディープ産駒であり、グラディアスは皐月賞で一番不利があった。
相手では狙いたい。

青葉賞1着のワンダフルタウン。青葉賞組は勝てないといわれているが、ワンダフルタウンの場合、例年の青葉賞組とは違って調整での参加。出来8割で勝つのだから、やはり実力はある。爪の不安はあるが、勝負になる。

グレートマジシャン。例年なら捉えきれないだろう。
ただ、例年以上に外差し有利気味の馬場。戸崎圭太騎手の「気がついたら好位にいる騎乗」とグレートマジシャンの脚がかみ合えば、魔術で大一番を制することも可能だ。

バスラットレオンを行かせての2番手をとるだろうタイトルホルダー。狙うはロジャーバローズといったところか。それができるだけの力はある。

 

あえて書いてこなかったサトノレイナスについて。
外の8枠というのは、単純に東京優駿では不利と言われている。そして、エフフォーリアをマークしたかったルメール騎手としては、後ろにつけるという方法をとりにくくなり、別のレースプランで臨む必要がある。
ただ、8枠は不利ばかりではない。
大外に逃げるだろうバスラットレオンがいるということは、切りこみながらの逃げとなる。他の馬がマークしたいエフフォーリアは最内。となると、馬群としては内側に密集することとなる。
牡馬からのプレッシャーは受けたくないであろうサトノレイナスにとっては、外にスペースができ、ストレスなくレースを運べる。
後は力の比較。個人的に、優駿牝馬をもって今年の牝馬レベルは低いと断じるのは違うと思っている。
距離のロスやレベルの高かった共同通信杯組を捉えきれるかという不安材料と、道中のプレッシャーが少ない点、府中芝2400mという条件自体はいい点、そしてルメールであることなどを総合考慮すれば、相手に残すのは必要だ。

ここで述べなかった馬にもチャンスはもちろんある。
そして、東京優駿というレースは、日本のホースマンのだれもが勝ちたいレース。
だから、最後まで何が起こるかわからない。
まず、夢の舞台を見ることができることへの感謝を。そこにやってきた陣営に拍手を。そして、応援している馬が勝つことへの祈りを。

2021年5月30日15時40分。東京優駿(日本ダービー)がスタートする。

無事全馬完走を。そして、いいレースを。

再び南関東の意地を 〜かしわ記念の予想〜

5月5日はこどもの日。端午の節句、かしわ餅を食べてお祝いしましょうね、という日。

乃木坂競馬部的には与田ちゃんの誕生日。こどもの日が誕生日だからでしょうか、こどものように可愛らしい与田ちゃん。お誕生日おめでとうございます。

f:id:nogihanro46:20210505142722j:image

それと、かしわ記念の日でもあります。かしわ餅を食べるからかしわ記念ということなのでしょうね。

 

名馬が歴代勝ち馬に名を連ねているかしわ記念。今年も錚々たるメンバーが揃いました。

さて、早速予想へと移りましょう。

 

◎カジノフォンテン

○ミューチャリー

▲カフェファラオ

△インティ

☆ワイドファラオ

押さえタイムフライヤー

 

 

左回りのマイルならカフェファラオ。ユニコーンSの勝ちっぷりは見事でした。

ただ、理想はワンターン。そして外枠。フェブラリーSは内枠でしたが、好位につけた上にそこの周りに馬がいないポケットになるという幸運も。

今回は両隣が前に行くサルサディオーネにワークアンドラブである上、番手となるとカジノフォンテンや内のタイムフライヤーとの兼ね合いも。砂を被って、あるいは外にずっとつけられて下がってしまうような危険性もあります。

 

なら、安心感があるのはカジノフォンテン。

左回りの小回りとはいえ、地方の馬場でオメガパフュームを破った事実。前走もその開催の船橋の馬場や斤量、叩き台であったことを考えると、むしろ強さが目立った内容でした。

サルサディオーネやワークアンドラブを行かせてその後ろ。直線交わして先頭でゴールという画が浮かびます。

地元船橋の雄として、ここでは負けられません。

 

相手は少し捻って同じく船橋所属のミューチャリー。

前走フェブラリーSは上がり3Fメンバー3位の脚を使って追いこんでくる見どころある内容。地元に戻ればさらに走れるでしょう。

少し間隔をあけるときの方が爆発力が増すタイプ。事実追いきりでは弾けるような走りでした。

前開催ほどではありませんが、外の差しも利く馬場。しかも、直線はやや重め。なら、前がしっかりと引っ張る展開で直線混戦になれば、まとめて差すシーンも考えられます。

 

その他、左回りのマイルである以上、カフェファラオは当然。

インティは走ってみないとわからないけど、実力からはもちろん。外枠も良し。前走を見れば差しに構えても大丈夫そう。

昨年覇者のワイドファラオ。展開的には向くはずで、あとは状態のみ。

それと、いそがしい感じは受けるけど、イメージ以上にコーナリングは上手なタイムフライヤーも。

 

応援としてサルサディオーネも。南関東古馬牝馬JRA勢と互角に闘っている馬がしっかりと出走することに意味があります。

 

ということで、贔屓込みではありますが、南関東勢に勝ってもらいたいかしわ記念

いい勝負を。

乃木坂競馬部POG2021-2022ルール

5月に入り、本格的なPOGシーズンが到来。一般的な「ダービールール」のゴールである東京優駿も近づいてきました。

また、POG本も発売され、2歳馬の入厩も始まり、新シーズンの指名馬検討にも熱が入るころです。

皆様のおかげで盛況な乃木坂競馬部POG。もちろん2021-2022シーズンも開催いたします。

ということで、おまたせしました。乃木坂競馬部POG2021-2022のルールを発表いたします。

今回も開催にあたって少しルールを変更いたしました。以下、2021-2022シーズンのルールを記載しておきますので、ご確認ください。

 

 

乃木坂競馬部POG2021-2022ルール

1.総論

(1)指名の対象となるのは2021年に2歳となる馬である。

 

(2)期間は2021年のJRA新馬戦開始から翌年(2022年)の東京優駿終了までとする。

 

(3)特別に前項で定められた期間以降であっても地方競馬のダービーシリーズに該当するレース(九州ダービー栄城賞東京ダービー兵庫ダービー、東北優駿東海ダービー北海優駿、高知優駿)とジャパンダートダービーはポイント対象レースとする。

 

(4)登録枠は、制限なし・重複なし4枠(牡馬2頭・牝馬2頭)と制限あり・重複あり6枠(牡馬3頭・牝馬3頭)の計10頭とする。

 

(5)10頭の中で新種牡馬(2018年に日本の牧場で新しく供用された種牡馬のことをいう。以前に海外で供用されていたものも含む)の産駒を必ず1頭以上指名すること

※海外で供用されている新種牡馬はこの条件に該当しません。

 

(6)10頭の中で乃木坂46に関係する名前の馬を必ず1頭以上指名すること。なお、母が乃木坂46に関係する名前の馬でもよい。

乃木坂46に関係する馬とは、メンバーの名前や愛称がついている馬(例:ニシノフラワー、アシュリン)や曲名がついている馬(例:ダンケシェーン、インフルエンサーシンクロニシティ、ソンナバカナ)などをいいます。メンバーには乃木坂46を卒業したメンバーも含まれます。ただし、「マイネル」など区切りから一目で分かりにくいものは除きます。また、曲名の一部のみついている場合も除きます。なお、判断基準は主催者(乃木なのだ)の主観という曖昧なものですが、ご了承ください。

 

(7)ポイントは獲得賞金による(地方、海外含む)。ただし、制限あり・重複あり6枠で指名者が重複した馬の場合は、その指名者の人数によりポイントを減ずる。また、2021年のJRA新馬戦開始以前に獲得した賞金はポイントに含まれない。

※海外競馬の賞金は、米ドルの場合、100倍とします。

 

(8)乃木坂46に関連する名前のレースの場合、ポイントを2倍とする。

乃木坂46に関係するレースとは、メンバーの名前や愛称がついているレース(例:エリカ賞、あやめ賞、飛鳥ステークス(古馬のレースですけど))や曲名がついているレース(例:逃げ水賞(大井で1回しか行われていませんが))、乃木坂賞などをいいます。例に挙げたものがほとんど古馬のレースなのは何ででしょうかね…。

 

(9)参加者は、主催者(乃木なのだ:@nogi_nanoda46)にTwitterのダイレクトメール(以下「DM」とする。)で参加表明をした上、5月23日(日)の23時59分までに、主催者に制限なし・重複なし4枠の指名馬リストを提出する(提出方法はDMやLINE、メールでお願いします)。その後、5月30日(日)の23時59分までに、主催者に制限あり・重複あり6枠の指名馬リストを提出する。

※期限に間に合うよう提出し、0時からは乃木坂工事中を楽しんでください。

 

(10)指名馬リストは、「○○(母の名前)の2019」と記載し、併せて父の名前、母の父の名前、性別、生産牧場を記載すること。馬名が決定している場合は併せて記載してもよい。

※馬名が乃木坂枠に関連する場合は記載をお願いします。また、乃木坂枠であることを添えていただけるとありがたいです。

※毎年この形式通り書いていない人が多くいます。お手数ですが、POGの円滑な運営のため、ご協力をお願いいたします。

 

 

2.制限なし・重複なし4枠について

(1)指名リストに牡馬、牝馬ごと順位を付したうえで、牡馬2頭、牝馬2頭の計4頭を指名する。補欠リストとして3位以降の順位を付して記載してもよい。

※繰り上がり等が予想されるため、補欠リストはたくさん記載するようお願いします。また、補欠リストにも順位はしっかりと付すようお願いします。牡馬・牝馬それぞれ12頭ずつ書けば大丈夫だと思われます(それでも不足することもあり)。

 

(2)指名リスト最上位の馬で、指名の重複がない場合は、その馬を獲得することができる。

 

(3)指名馬が重複した場合、獲得馬は、以下の順により決定する。

  • 別順位で指名馬が重複した場合は、指名順位が上の者が優先してその馬を獲得することができる。その場合、指名順位が下の者は、下位順位指名馬の順位を繰り上げるものとする。
  • 同順位で指名馬が重複した場合は、指名リストで付された順位が上の者が優先してその馬を獲得することができる(外れ1位、2位の場合を想定。例えば、繰り上がり等が起こり、牡馬2位で重複した場合、指名リストが3位の者と指名リスト4位の者がいたならば、指名リスト3位の者が優先してその馬を獲得することができる)。
  • 指名リストで付された順位も同じ場合は、主催者が抽選アプリを使用して厳正な抽選を行う。主催者は、公正担保のため、抽選結果を保存、開示する。獲得できなかった者は、下位順位の指名馬の順位を繰り上げるものとする。

 

(4)主催者は、指名の結果、補欠馬を含めても獲得できたのが4頭に満たなかった者に対し、不足している旨の通知を5月25日(火)までに行う。不足者は、不足分の指名を行い、5月27日(木)までにリストを主催者に提出する。

 

(5)主催者は5月28日(金)までに参加者の制限なし・重複なし枠獲得馬を公表する。

 

 

3.制限あり・重複あり6枠について

(1)参加者により制限なし・重複なし4枠で獲得された馬は指名することができない。

 

(2)社台グループ系牧場(社台ファームノーザンファーム追分ファーム、社台コーポレーション白老ファーム、Shadai Farm、Northern Farm)産の馬は1頭しか指名できない。

※社台牧場は社台グループの始祖ともいえる牧場ですが、ここには含めません。

※ほかの社台グループ制限があるPOGではレイクヴィラファームも社台グループに含めていることが多いですが、乃木坂競馬部POGでは今回も含めないことにします。

※社台グループ系牧場で書き落としがあるかもしれませんが、その場合でも社台グループ系牧場に含まれますので、ご注意ください。

 

(3)制限あり・重複あり6枠の中で同一の種牡馬を指名することはできない。

※制限なし・重複なし4枠で指名した馬の種牡馬と同一のものは指名できます。

 

(4)ポイントは以下による。

  • 重複しなかった場合(1名指名した場合):獲得賞金そのまま
  • 2名指名した場合:獲得賞金×0.9
  • 3名指名した場合:獲得賞金×0.8
  • 4名指名した場合:獲得賞金×0.7
  • 5名指名した場合:獲得賞金×0.6
  • 6名以上指名した場合:獲得賞金×0.5

 

 

4.その他

(1)リストの追加・変更等はそれぞれの提出期限まで認める。その場合、最新のものがリストとされる。

 

(2)同一人物による複数アカウントでの参加は認められない。

 

(3)問題が生じた場合、主催者が裁定し、参加者はその指示に従う。

 

(4)参加者や指名馬を罵倒する等不適切な行為があった場合、主催者はその行為者を当POGから除外することができる。

 

(5)5月31日(月)から6月4日(金)までを補正期間とし、主催者は、獲得馬の不足等があった参加者に対し、是正を求める。 

 

 

ルールについて質問がある方は、遠慮なくTwitter等で乃木なのだ部長にお聞きください。

皆さん、楽しくPOGを行いましょう。

よろしくお願いします。

初代スピードスターの名乗りをあげよ ~若潮スプリントの予想~

カレンダー上はゴールデンウィークという名の大型連休真っ最中。

しかし、昨年同様コロナ禍による自粛要請。世間的には自粛疲れとかしらけムードとかある感じも受けますが、同時に守っている人もいるわけで。

そのような中、いかがお過ごしでしょうか。

 

土日以外の祝日となると、力を入れるのが地方競馬。地元の重賞に加えて交流重賞も行われることが多いです。

本来なら交流重賞カキツバタ記念の予想でも載せるべきなんでしょうけど、自分が南関東競馬好きの人なので、今回は南関東での新設重賞若潮スプリントの予想をすることにします。

 

◎チャンプタイガー

○ハートプレイス

▲サイダイゲンカイ

△ヴァヴィロフ

☆マテーラフレイバー

押さえファイナルキング

 

最近の船橋競馬は、基本的に直線外が伸びる馬場。

ならば、合っていそうなのがチャンプタイガー。

事実前走トライアルである弥生スプリントを37秒台の脚を使ってファイナルキング等を差し切り勝ち。今回も先行する集団の後につけて直線で交わす画が思い浮かぶ。

 

相手妙味は重賞からの距離短縮組。

気性面や脚の使いどころが難しいハートプレイスであるが、実績を考えればイメージ以上に1200は合うのでは。能力は高いものがある。

2歳時を思えば距離短縮はプラスのサイダイゲンカイ。栄冠賞勝ち馬。

ヴァヴィロフも重賞を除けばすべて馬券圏内。1200m向きのスピードもある。

新馬から短いところを連勝したマテーラフレイバー。様々な経験をし、前走は叩き台。ここを目標にした感もある。

押さえに前走好時計で逃げ切ったファイナルキング。

 

そんなところです。

いい連休をお過ごしください。

したっけ。

結局人参好き―…じゃなかった、ニジンスキー ~天皇賞(春)の予想~

自分にとって天皇賞(春)といったら、ライスシャワー。1回目のメジロマックイーンの三連覇を阻んだときも、2度目の早め捲りでハナ差凌いだ復活劇のときも、ライスシャワーの凄さを感じたものである。

なので、自分は天皇賞(春)に強い血といったらニジンスキーだと思っている。事実、フィエールマンにも入っていたし。

いやいや、それは京都での話でしょ。阪神では違うのでは、となるけど、ならば他に何かあるのと言いたくなる。あえて言うならサドラーズウェルズかな、特に阪神ということを考えると。

結局ニジンスキーにしろサドラーズウェルズにしろ菊花賞で強い血であり、サドラーズウェルズの血自体は阪神の長距離で強いことが知られているのなら、血統的に京都と阪神でそんなに変わることはないのでは、というのが自分の結論。まあ外回り→内回りの阪神3200mのレースはこれで2回目なので、違うのかもしれないけど。

でも、それを考えるときりがない。天気についても微妙な感じであるけど割り切ることにする。

とはいえ、ニジンスキーの血が入っている馬は結構いる。サドラーも含めたらほとんどだ。

なので、ここから絞るしかない。

 

結論

アリストテレス

○ディープボンド

▲ナムラドノヴァン

△ユーキャンスマイル

☆ワールドプレミア

押さえカレンブーケドール、オセアグレイト、オーソリティ

 

芝は良ならアリストテレス。前走で人気が下がるのならむしろ狙い目。

相手筆頭ディープボンド。人気で買うのはどうなのか、となるけど、タフなレースになればしぶとい。事実菊花賞だって4着の実績。阪神大賞典を思えば軽視はできない。何より、以前のブログに書いたように、ライスシャワーとかかわりのある(と言っていいのかな)血統背景。ここでも。

その他は阪神大賞典の筋でナムラドノヴァンとユーキャンスマイル。

菊花賞馬ワールドプレミア、馬には罪がない。順調に使われたのは久しぶりで、しっかりとキレれば。

レンブーケドールはニジンスキー持ちだったんだね。

オセアグレイト、オーソリティはともにオルフェーヴル×母がサドラー持ち(メロディーレーンだってそうではないか、と言ってはいけません)。今年のレベルとコースなら、足りるかも。

 

こんな感じです。

とにかくまずは全馬無事完走を。

王冠を手にして夢の舞台へ ~クラウンカップの予想~

今開催の川崎は基本的に内側の前がいい傾向にある馬場。捲るなら早めに、直線だけで差すというのは難しいです。

 

それでクラウンカップ、枠順の内から馬を眺めていたら、あらノートウォージーがいるではないですか。逃げたら面白いなぁ、と思ったら、ジョーロノがいて、さあ困った。

間違いなく逃げたいジョーロノと左海騎手。そういえば、前走椿賞も左海騎手の馬にハナを切られてリズムを崩して負けたっけ(苦い思い出)。

 

内にも逃げたほうがいいピースフラッグがいて、さてどうしましょう。

 

前の位置取り合戦がどうなるか見どころでありますが、速くなっても思いのほか落ち着いた流れになっても大丈夫そうなのがハートプレイス。多分外2につけられそう。

相手なりに走る馬で、リズムに乗ればしぶとく脚を使えます。

考えてみたら、道営POG指名馬。新年度の道営POGも始まりましたが、今年度もまだ続いております。ここで勝って、ポイント大漁ゲットしたいものです。

 

相手は、多分逃げるであろうジョーロノ。重賞実績も十分で、ここなら。

内でそこまで後ろにならなければギガキング。サンライズカップではトランセンデンスに先着の実績。南部駒賞を勝ち雲取賞4着なら、力量的にも上の存在といえます。

椿賞の勝利はあまり評価したくないけど、一応自力で勝ちを掴んだともいえるジョエル。

それと、我らが文男様騎乗のノートウォージー。逃げられるといいなぁ。

 

そんなところです。