川崎が生んだ名牝ロジータを記念してつくられたレースなのが、ロジータ記念(そのまんまだな)。
そのロジータが牝馬ながら南関東の三冠馬になったのは、平成元年。その年ロジータは、地方所属のままジャパンカップにも出走している。あの、世界レコードだったジャパンカップに。
そんな平成も、終わりを告げようとしている。
平成最後のロジータ記念。次の元号でもロジータのような名牝が生まれることを期待する。
さて、ロジータ記念の予想といきましょうか。
定量戦であることを考えると、実績馬を中心に考えるのが筋。実績上位なうえに、前哨戦サルビアカップでワンツーだったゴールドパテックとクレイジーアクセルのどちらか、というのが基本でいいと思います。
では、どちらか。
前走では勝ったゴールドパテックですけど、前走は最内で今回は大外。騎手も、本来の主戦ではあるといえ、瀧川騎手から山崎誠騎手へ乗り替わり。外の番手はあまり良くなさそうな馬場だけに、どうなるか。
ならば今回は、クレージーアクセルを上にとってみます。関東オークス、戸塚記念、サルビアカップの内容から、ゴールドパテックとはほぼ互角。展開面では今回有利なので、前哨戦からの逆転に期待。
相手はもちろんゴールドパテックとして、ほかの穴馬を。
外からクレイジーアクセルがいくとなると、内で溜められる差し馬が穴になりそう。そうなると、サルビアカップでも3着だったピースフルエンゼルが面白いところかな。
あとは、クレイジーアクセルのすぐ隣の内側にというのがよくないけど、マルカンセンサー。スターバーストカップ自体のレベルは高く、ここでも勝負になるかもしれない。
どうしても後ろからになってしまうのが難点だけど、ミスマンマミーアの差しにも期待したい。町田騎手は今開催調子がいいですし。
…クロスウィンドが人気あるのね。ヴァーミリアン産駒だし、北海優駿や王冠賞だけ走れば好勝負にはなると思うけど、前に行けなかった時にどうなるのかわからないので、押さえ止まりとなってしまいますね。
そんなところで。