「強いなぁ」
雨が降っている銀座で友人のグリーンチャンネルwebを見ながらつぶやいた。
共同通信杯。自分の本命はダノンスコーピオンだった。乃木坂競馬部POG(外れ)ドラフト1位馬なのだし、一番人気に支持される戦績を引っさげての参戦だし。
だけど、雨降る府中の直線を鮮やかに抜け出したのは、同じ勝負服の違う馬だった。
ダノンベルーガ。
まずは、あのとき感じた強さに、素直に従う。
皐月賞は4着。
とはいっても力負けではない。明確な敗因はある。
もともと右トモが甘く右回りに不安があった同馬。加えて終始荒れた内側を走らされてのものであるのだから、むしろ負けて強しの内容。
今度は得意の左回り、共同通信杯と同じ府中に戻る。
なら、あのとき見せた強さで栄光のゴールを真っ先に駆け抜けるはずだ。
昨年のこの時期「来年の東京優駿を勝つのはこの馬だ」とPOGで1位指名したのがキラーアビリティ(なお抽選で外す)。
詳しい理由を書くのも長くなるので簡単に言ってしまえば、母方にIn RealityとSeattle Slewを持ったディープインパクト産駒ですよね東京優駿を勝つのは、ということ。コマンドラインやリアドなどもいたけど、一番いいのはキラーアビリティで、実際駒を進めたのは目論見通り。
皐月賞は荒れた内側で自身も荒れた感じで大敗したけど、今回は条件好転。状態もアップ。
一応2歳王者でもあるし、反撃するところは見たい。
イクイノックスに関しては、キタサンブラックの種牡馬としてのポテンシャルを見たいところ。母の父キングヘイローのトレンドを見直したいところ。
強さは昨年見せつけているので、あとは大外枠と自身の中では詰めたローテがどう出るか。
ジオグリフ。考えてみれば共同通信杯57キロで1分48秒1は能力がないとできないこと。
ノド鳴りの影響さえ出なければここでも好走は確実。
ドウデュースは世代トップレベルの強さがあるのは明らか。
ただ、トップレベルではあるけど突き抜けていない、あくまで善戦マンが本質というのが自分の評価。
多分複勝圏内にはくるけど、勝つかは微妙。
3列目は他にもいろいろと。
そんなところです。
暑い日に熱い勝負を。
そして、全馬無事で。
ダービー楽しみましょう。