「まとめて差せ!!」
そう叫んだのが1年前のフェブラリーステークス。本命にしたノンコノユメが見事に差しきった。
では今年のフェブラリーステークス。
六連勝中のインティ、鞍上は現在リーディングジョッキーの天才武豊。
重賞連勝で臨むコパノキッキング。鞍上はJRAの女性騎手で初めてG1に乗る藤田菜七子。
名実ともに役者は揃った。
昨年の覇者であるノンコノユメ。フェブラリーステークス以降は未勝利ということもあって、現在7番人気。昨年よりは速くならないであろうペースに、乾燥状態の馬場は、追い込むノンコノユメに合わないとの声もある。
ただ、ノンコノユメにとって重要なのは、むしろ馬自身。スイッチが入るのか、届くのか。長い府中の直線が向くのは明らか。
昨年ほどでないにしろ、府中のダートマイル、メンバーからも、タフな展開になる。
あとは差しきるのみ。
もう一度、ノンコノユメに夢を見る。
前走から距離短縮or根岸ステークス勝利。3着以内に来る馬の基本はこのどちらか。
加えてタフなG1での府中ダートマイルということもあって、マイル以上の勝ち鞍は必要。
実績面も加味して相手筆頭はゴールドドリーム。前走東京大賞典は、チャンピオンズカップ回避の影響もあって、万全ではなかった。ワンターンの芝スタートは最適条件。巻き返す。
東京大賞典の勝利は本格化をにおわせるオメガパフューム。1600mの経験は少ないが、スウェプトオーヴァーボード産駒だ。短縮も悪くなかろう。
六連勝中のインティ。未知の魅力に大物感も溢れる。東海ステークスも圧勝だった。懸念材料は前走楽に逃げ切ってしまったこと。芝スタートのG1ではやはりこれまでとペースは異なる。そのときにどうなるか。
勝ちきれるかとなると微妙も、堅実なサンライズソア。距離短縮はいいはず。
穴はモーニン。4着だった根岸ステークスは外を回りすぎた。距離延長自体はどうかという気もするが、フェブラリーステークスを勝った底力はある。
サンライズノヴァは前走の不可解な負けに距離延長は不安材料。とはいえ府中ダートマイルは悪くない条件だけに、押さえは必要か。
コパノキッキングは初のマイル。条件は厳しい。力があるのは確か。歴史的瞬間が見られるのなら、それはそれで良い。
そんなところです。昨日も飲んだ後にエバスク→なぜラジ→馬好王国なんてやっていたアルチューですが、頑張っております。