全握で並んでいる人の暇潰しにでもなれば、幸いです。
阪神芝1200mは、道中ペースが落ちず、最後まで乗りきる馬が好走するコース。そういう点ではアメリカ競馬っぽい感じ。雨が降れば、その傾向はより強くなろう。
枠順が決まる前は、極端な枠にならない限りファインニードルとラブカンプーで堅いと思っていたら、ファインニードルが8枠で、ラブカンプーが2番枠と、やや極端な枠に。ただ、2頭の枠が逆でなかったのは救える。むしろ、腹をくくってレースができる。やはり、この2頭を中心としたい。
2頭に共通しているのは、Vaguely Nobleの血が入っていること。その特徴は、前向きな気性と、先行できればしぶといこと。反面、揉まれると弱い。
今回、この枠なら、ラブカンプーは思いきって逃げるだろうし、ファインニードルはラブカンプーを見ながらレースができる。あとは、Vaguely Nobleの血で粘ればよい。力量的にも2頭が上なのだから。
他には、アメリカ血統でゲートさえ出ればのアサクサゲンキ、雨ならネロ、毎度人気以上には来るラインスピリット。
中山の改修及び空いた期間にエアレーション作業を施してから、差しが決まるようになったレース。
なら、毎回上り3F3番目以内の脚を使うワントゥワンから。牡馬がいる速い流れの方が、より脚を使える。
他もキレ重視。ミッキーグローリーは溜めても良さそう。コース実績のあるヒーズインラブに、ここ10戦で9回上り3F2番目以内を記録しているストーミーシー。先行勢では、このコースで粘るロジクライ。